こんにちは。
本日のポートランドは快晴でしたね。
晴れですと
心が本当に軽くなります。
さて、前回日本の生徒たちがどれだけ夏期講習で勉強するのか
ということをお伝えしました。
皆さんビックリされたかもしれませんが
日本の人たちからしたら
「何言ってるの、それくらいの勉強量、当たり前じゃない。」
という程度のものです。
私自身
それは遠い昔の中学時代に(笑)
この地獄のような夏期講習を体験しました。
毎日塾に入り浸り
毎日のようにどこかの過去問題に取り組んでいました。
塾に住んでいるのでは、と思うくらい塾滞在時間が長かったのを覚えています。
また、5泊の夏合宿も体験しました。
1日10時間の授業と演習に加えて
4時間程度の自主学習。
寝て食べる以外は
ほとんど勉強したのを覚えています。
あの経験があったからこそ
テレビもゲームもない世界でも生きていけることを実感しました(笑)
そしてあれから十数年。
数多くの受験生が同じような体験をしてきたことでしょう。
夏というのは、本当に自由な時間が多いために
差がついてしまうのも、この夏なのです。
一方では、1日10時間の勉強をする生徒たち。
一方では、のんびりと夏を満喫する生徒たち。
どちらが良くてどちらが悪いということではなく
現実として、日本の小学6年生、中学3年生は
それくらい勉強をして入学試験に臨んでいます。
またその姿を見ながら
小学5年生と中学2年生も、1年後の地獄の夏期講習に向けて準備を始めるのです。
そんなに勉強する必要があるのか。
そんな夏の過ごし方で、子どもらしく生きていけるのか。
日本の受験については色々な意見があることは事実ですが
私自身は、そのような夏期講習があったからこそ
その後の人生があったと思っていますし
逆にそれを経験しなかったら
努力の大切さ、というのを実体験として学べなかったのではないかな
とも思います。
受験勉強ほど、努力が成果となって結びつくものもないと思っています。
「成果」とは、合格という結果ではなく人の成長、という意味で。
いやぁ、懐かしいですね。
夏合宿。友人は泣きながら勉強していましたからね。
今思うと、本当にすごい環境でしたね。
そんなわけで、今週もはりきって行きましょう。