こんにちは。
皆さん週末はいかがお過ごしでしたか。
週末の話ですが
マハトマガンジーの話を聞いたので
それを皆さんとシェアできればと思います。
インドを独立に導いたマハトマガンジー
彼はたぐいまれなる教育者でもありました。
とある子供が
甘いものを食べ過ぎて、病気になりがちでした。
何度甘いものを食べてはいけない、と両親は子に言い聞かせるも
その子はどうしても食べるのをやめません。
色々な策を講じるも、全く効きません。
このままでは、本当に大変なことになってしまう。
そう思った夫婦は意を決して
マハトマガンジーの所に子供を連れて行きます。
「どうにかして、うちの子に甘いものを食べさせない方法はないでしょうか。」と母親はききました。
するとガンジーは
「分かりました。それでは、15日間、時間をください。そのときにまた戻って来てもらえますか。」と。
その母親は訳も分からず
とりあえず15日後
再度子供を引き連れてガンジーの元を訪れました。
ガンジーは、その子を抱き寄せて
耳元で数十秒ほど、何かを伝えました。
たったそれだけのことで帰宅の途についた親子でしたが
不思議なことに、その子はその日以来、甘いものを食べない子になっていました。
ガンジーさんは本当にすごい人だ。
それにしても、何を言っても聞かなかったわが子がどうして?
不思議に思ったお母さんは再度ガンジーを訪ねました。
「いったいどんな魔法をつかったのですか」と。
ガンジーは応えました。
「私は何も特別なことをしていません。
ただ、私も彼の身になり
あの15日間甘いものを断ってみたのです。
そして彼にこう伝えました。
「おじさんも甘いものを15日間断ってみたんだ。
これからも甘いものを食べないように我慢するから
君も我慢してみないか」と。
このエピソードを聞いて
私自身、今までの姿勢を多いに反省しました。
子供たちには色々なことを指導しておきながら
自分自身、子供たち以上に自己の向上に励んでいたのか。
私自身、宿題をやってきなさい、と生徒に伝えながら
自分は自らに課す課題をしっかりとクリアしてきたのか。
ガンジーの姿勢、それは世の中全ての教育者の模範であり
自分もそうありたい、そう思った週末でした。
それでは、皆さん今週もがんばっていきましょう。