ここ最近は
塾の生徒達も野球や習い事などが活発化しており
塾を一時的に休む生徒も居ます。
私としては習い事に賛成の立場です。
習い事、特にスポーツなどは
友人をつくる場としては最適ですし
集団行動をすることで英語力も高められるでしょうし
若いうちは体を動かしておくべきですしね。
ただ有限な時間をいかにして使うかは
各家庭の方針によることかと思います。
実際に、習い事で忙しい中
なんとしてでも塾は休ませない、というご家庭もあります。
ちなみに
私がまだ帰国子女としてアメリカに滞在していた時
父は頑固として
習い事などを理由に
土曜日の補修校を早退したり、休ませることは許しませんでした。
私が土曜日のサッカークラブに入りたい
〇〇君はもう入っている
サッカーがしたい
そう伝えても
補修校を休むのだけは駄目だ
と言うのです。
その時
私は、なんて頑固な親父だろう
まったく子どもの気持ちが分かっていない!
と思っていたのですが
今となっては
あれはあれで、立派な家庭方針だったのだな、と思います。
また、家では
新しいテレビを買おうよ、と言われても
話をはぐらかす父親も
通信教育がしたい、と言えば
申し込みをさせてくれましたし
塾に行きたい、と言えば
行かせてくれました。
これは兄弟3人ともです。
また留学したい、と言えば
了承してくれました。
ちなみに、弟も妹も、韓国と中国に短期と長期で留学しています。
繰り返し言いますが
うちのテレビは20年ものです(笑)
最近父親から聞いた裏話では
私が留学していた当時は、ボーナスが支給される度に
全額を留学費用としてアメリカに送金してくれていたそうです。
そんなこととは露知らず、学生時代の私は
感謝しつつも、一体うちにはいくらお金があるのだろう
打ち出の小槌でもあるのだろうか、と思っていました (笑)
つまり、我が家においては
何よりも教育を優先して、時間も費用も分配されていました。
教育は最も効率の良い投資だから、だそうです。
世の中に正しい、正解な家庭方針というのは存在しません。
色々な人間がいれば、様々な家庭方針があるのも当たり前だからです。
ただ、どんな家庭方針にしろ
それを信念を持って頑固に守る、ということは大事なことだと思います。
他の家庭もそうしているから
ということではなく
これがうちの家庭方針だから
これがうちの子にとって一番良い選択だと信じているから、と。
断固たる家庭方針
是非、各家庭においても
話し合って築いてもらえればと思います。
それにしても20年間も壊れないテレビっていうのも
珍しいですよね(笑)