広島で小6自殺未遂
殺害未遂で逮捕:父を木刀で殴る
これらは、3月6日と7日に読売オンラインに掲載された事件です。
数多くある記事の中の3つだけを掲載しましたが
他にも数多くありました。
私はこんな事件があるたびに
ニュースの掲示板が
「犯人を極刑に」というコメントを見て
とても悲しい思いになります。
もちろん、犯人を許せるはずはありません。
どんなことであろうと、殺人が正当化されてはいけないのですから。
しかし、犯人を極刑にすれば解決するのか
そうではないでしょう。
2年以上前に
私はこのブログで
東野圭吾さんの社会派の本
「さまよう刃」を紹介しました。
さまよう刃 (角川文庫)/東野 圭吾

¥740
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以下が本からの引用です。
「だが自分もそうだった・・・。
自分たちの生活さえ保障されていれば、
他人のことはどうでも良かった。
少年犯罪について真剣に考えたことがあるか、
問題解決のために何かをなしたかと問われれば、何も答えられない。
自分だってこの世の中を作った共犯者なのだ・・・。
そして共犯者たちは、等しくその報いを受ける可能性が存在する。
今回選ばれたのが自分だった、と思うしかない。」
かわいそうな事件
これで終わらせてはいけません。
私たち一人ひとりが
こんな世の中をつくった共犯者なのです。
自分の今いる立場で何ができるのか
それを自分に問いながら生きていかなければいけないのです。
そういう意味で
巣鴨アドバンススクールは
とにかく生徒を大事にしいこうとしています。
大事にされないかぎり、人を大事にすることなどできません。
人を大事にする
簡単なようで難しいことですが
常に挑戦し続けていきたいと思います。