ここ最近、生徒たちと
児童文学の「モモ」を読みあっています。
- モモ (岩波少年文庫(127))/ミヒャエル・エンデ
- ¥840
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この本は、私が教材として使って、今回で3回目になりますが
毎回毎回、私自身気付く部分が違います。
もしかしたら、物語の「時間」っていうのは何か別のことをあらわしているのかしれない。
灰色の男もモモも実は、別々の存在ではなく
人間はその両方を兼ね備えているのかもしれない。
読むたびに姿かたちを変える文学。
おもしろい文学というのは何回読んでもあきないものですね。
モモの中でも
今の人たちは、一冊の本を読んでは次の本へと進み続ける。
楽しむことを目的とせず、ただ読むのをこなしたいだけなのではないだろうか
一冊の本でも、色々な味わい方があるのに、といったような内容がありました。
深いですねぇぇぇぇ。