最近だけの話ではないのですが
よく日本の学校での学級崩壊の話を聞きます。
あまりにも頻繁すぎて
学級崩壊がない学校はあるのだろうか、とさえ思ってしまうほどです。
そして、その話を聞いていると
皆一様に
○○が悪い
つまり
先生が悪い
生徒が悪い
保護者が悪い
学校が悪い
と
責任を擦り付け合っているんですね。
なんでもそうですが
この責任の擦り付け合いをしているかぎり向上はありません。
まずは、自分の責任と認める。
そこで初めて、では自分ができることは何か、という知恵がわいてくるのです。
巣鴨アドバンスの先生たちと生徒たちの話をしているとき
生徒の愚痴は聞かれません。
どうしたらもっと勉強するようになってくれるのか
どうしたらもっと成績をあげられるのか
これは、彼らの生徒に対する責任感から来ているものでしょう。
誰かのせいにしても、何も始まりません。
なぜならば、他人をコントロールするのは無理なことなのですから。
まずは、他者の責任にするのではなく
自分が責任を背負うこと。
そうすれば、自分ができる範囲でやれることをやってみようと
知恵と勇気がわいてきます。
どんな問題に対しても、自分の責任だ、と受け止めること。
これが学級崩壊を食い止める第一歩だと思います。