- 今日は少し違った観点からの本を紹介したいと思います。
教育の話もするので、スキップせずに読んでみてください(笑)
- なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想/フィル・ローゼンツワイグ
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こちらの本は、簡単に言いますと
利益拡大という名のもとに、成功していると言われる会社は
その成功理由としてちまたで色々と挙げられるが
大半のビジネス雑誌の記事がただのこじつけであり
それは成功への方程式ではない、というものです。
この本を読みながら、この話はビジネスだけの話ではなく
現在の教育雑誌も同じような状況ではないのかな、と思いました。
この子が○○に合格した理由はこれだ!
というものが多く
その大半がこじつけでしかないのでは、と思いました。
そもそも、教育において成功への方程式など
ありえません。
その子の性格も違えば
育った環境も違う。
一人一人にあったやり方を見つけていくしかありません。
私がこのブログで紹介している指導方法や接し方も
万人に通じるものではなく
一人一人色々と修正しながら教育しています。
そういう意味で、教育とは完全にオーダーメイドの世界といっても良いでしょう。
(一応補足しておきますが集団授業を否定しているわけでもなく、個別指導を推奨しているわけでもありません)
そして、子どもを教育する上ですべての根本にあるのが
彼らを「意識」して、「大事にする」ということです。
これを実践していけば、必ず一人一人に合ったやり方が見えてくるのだと思います。
あくまでもちまたにある情報は絶対無欠の方程式ではなく
一つの知恵の引き出しとして捉え
子どもを大事にする、という根本を失わずに
その子、その子に合わせて育てていくことを忘れなければ
すくすくと成長していってくれるのだと思っています。