誉めるよりも意識する:子どもたちが伸びる方法 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

よく子育て本などを読むと

誉めることで子どもたちは伸びる

と書かれていたりします。


もちろん、子どもの年齢や状況によって違うのかとは思いますが

私はそういった本が本当に言いたいことは

ただ単に「誉めなさい」ということではなく

子どもたちをしっかり「意識」しなさい、と言っているのだと思います。


これは先輩から

それこそもう100回以上言われたことだと思います(笑)

「意識せい、意識すれば子どもたちも変わってくる」と。




それでは、ここで「意識すること」で

何がどう変わるのか実験してみたいと思います(笑)


ブログを読んででいただいている皆さん

ちょっとご協力いただいてもよろしいでしょうか。


でははじめます。

一度、皆さんの目をコンピュータから離して

周りの見渡してみてください。

5秒間ほどで結構です。




見ていただけたでしょうか?




協力なんかしたくない

そう思わず一度やってみてください。



お願いします(笑)





はい、ご協力ありがとうございます。




それでは





次に、「ピンク色」を意識して

同じように5秒間ほど、周りを見てください。







はい、ご協力ありがとうございます。

いかがでしたでしょうか。

私の予想では

思ったよりもピンクがたくさんある

または思ったよりもピンクが少ない

などいろいろな感想をもったかと思います。



では、最初に周りを見たとき

ピンク色が目に入っていなかったのか。

そういうことではありません。


1回目と

2回目では

意識するものが違ったのです。

だから違うものが認識できたのです。



意識するものが違えば景色も変わってきます。


同じように

子どもと接する時

子どもを意識するか

または、子どもの何を意識するかによって

子どもの認識も変わってくるのです。




そんなわけで

次回のブログ記事に続きます(笑)