マニュアルよりも機転 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

日本のコンビニにてこんなことがありました。


年齢を重ねたお年寄りの方が

商品への質問があったのでしょう。

「あのぉ~」

とレジの店員さんに商品を持って何かを伝えようとしたところ

店員さんは

マニュアルどおりの

「いらっしゃいませ、ポイントカードはお持ちでしょうか」

と、とにかく最初の挨拶を言い切ったのです。


これこそ、マニュアルどおりに動きつつ

目の前の人を意識していない典型的な接客と言えます。

残念ながらチェーン化した東京のお店では

こういった接客対応が目立つようになってきました。


マニュアルとは、本来お客様のためを思って作られたものでした。

しかし、マニュアルもただ実行しているだけだと

お客様のため、ではなくなってしまうのです。


私の恩師もこう述べています。

「大切なのは機転である。機転とは知恵と責任感の産物である」

と。


知恵と責任感をもち、マニュアル通りではなく

目の前の人をどうしたら、助けることができるのか

教育の現場でも大切なことだと感じました。