自分の力の100%を出しきる | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

こんにちは。

さくらいです。

巣鴨アドバンススクールの教育方針のひとつに

「自分の力を100%出し切る」というのがあります。

常に100%の力を出し切ることにより

生徒たちはどんどん成長していけるからです。


巣鴨に来ている生徒たちは

どの子も感心なほどがんばっているのですが

この自分の力を100%出し切り続けている生徒の代表にA君がいます。


彼は、現地校の勉強、日本人学校の勉強とどれをとっても一生懸命です。

アメリカに来て2年も経っていないので

現地校の宿題の中には

辞書を手放せないようなものが多く

これは難しすぎるからできないと(現地校の)先生に言ったほうがいいよ、と

こちらが勧めるもありますが、泣き言を言いつつもあきらめません。


先日のハロウィーンパーティーでも

最年長で一番むきになって

ゲームに参加する姿に

ちょっと手加減してよーと思いながらも

いつも全力投球だなーと感心してしまいました。


彼の英語力が驚異的に伸びているのも

色々な要素があるとは思いますが

1つに、常に自分の力を100%出し切っているからなんですよね。


わたしたち大人は、どうしても子どもたちに

結果を求めがちになります。

しかし、それでは、いざ本番と言う時に

子どもたちは失敗を恐れて

自分の力が出し切れなくなってしまいます。


では、どうすればいいのか。

それは、結果を求めるのではなく

常に100%を出し切ることを求めるのが良いのではないでしょうか。

結果は考えずに、とにかく今もてる力の100%をだしていこう。

こう言われて育つ子どもたちは

失敗を恐れずのびのびと成長していけるのではないでしょうか。