英語の習得:聞く→話す | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

こんにちは。

今回は英語の習得プロセスについて話したいと思います。


基本的に学習の流れとして

インプット→アウトプット

というものがあります。

吸収(インプット)して初めて、外に出せる(アウトプットできる)という意味です。



例えば、誰からも話をされないで育った子というのは

自分も話すことができません。

これはインプットが無かったために

アウトプットも成立しない例となります。


そのほかの例としては、読書をしたことがない子どもが

作文がうまくかけることもまずありません。


このように

インプット(情報の吸収)があって初めて

アウトプット(外に出せる)となります。


言語習得の正しい順番として

しゃべること(アウトプット)ができる前には必ず聞くこと(インプット)が必要となります。

なので、もしお子さんが聞くことはできていても

しゃべることができていない状況であれば

それはごく自然なことだ、との認識が必要でしょう。


そして、そんなお子さんには無理やりしゃべらせようとするのではなく

しゃべる必要がある環境を与えてあげる。

例えば、団体行動が必要とされるスポーツチームに入れたり

共通する趣味をもった友達を家に招いたり。


そして、やはり何より

子どものことを「指摘」するのではなく

「信じる」ことが大事なのだと思います。

今はしゃべれないかもしれないけれど

いつか必ず英語ぺらぺらになるよ、と。