一週間ほど前のブログで
人の話を聞ける子が成長できる、ということを書きました。
(参照:人の話を聞くことが成長に
)
では、保護者として具体的にどうすれば良いのか。
まずは、子どもに何があっても先生の話は聞きなさい、ということを伝える必要があります。
それを、子どもと一緒になって、あの先生は駄目ね、などと言ってしまった日には
子どもは親の確認を得られたと思い、先生の言うことを聞かなくなります。
そして、先生の話を聞かないで、最終的に損をしてしまうのは子どもたちです。
どんな先生であれ、子どもたちが学べるところはあります。
先生は読んで字ごとく、先に生まれ、経験も積んでいるのですから。
しかし、生徒が先生の話を聞かない限り、学びということは起きません。
お母さんお父さんの一言一言というのは、保護者の方々が思っている以上に子どもに影響力があります。
ですので、子どもには何があっても先生の話は聞きなさい、と機会があるたびに伝えておくのが
子どもにとっても有益なこととなるでしょう。
昔はこれが当たり前だったのですが
教育者も含め、大人の不祥事というのが明るみになるにつれて
大人の世界も、子どもの世界も人間不信が広まり
先生に少しでも疑問を持つと、話を聞かなくなってしまう傾向があります。
もちろん、子どもから聞いたことなどを考慮し、先生に相談することは必要だと思っています。
あくまでも、先生を活用しながら子どもを育てる、という意識がポイントです。
あの先生は駄目ね、という受身の姿勢ではなく
どうしたら、自分の子どもがより良い教育を受けられるのか
それを先生と協力しあって、実現していくことこそ
今必要とされていることだと思います。
受身ではなく、先生と協力し、子どもを育てる。
これこそ、子どもを人の話を聞く子にする方法です。
皆さん良い週末を。