日本にて:ギャップを感じる日々 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

業務上の関係で日本に一時帰国しています。

一年ぶりの日本なので

そんなに驚きもないだろう、と思っていたのですが

まず、遠めから八両ほどの電車がすぎていくのを見たとき

電車が長い!

と思ってしまいました(笑)

ポートランドのマックスは、最高でも車両は4両程度ですからね。

それを見慣れてしまったがゆえに、こんな驚きがありました。


不思議なもので

たった1年間ですが、されど一年間です。

私がアメリカで積み上げたこの一年間は

日本で多くの驚きを提供してくれています。


アメリカの小学校に通っている生徒たちも

日本に帰国したとき、彼らが思っている以上にギャップを感じるものなのでしょう。

だからこそ、帰国後、勉学、語学的には何も問題がない生徒が

文化的な違いで辛い思いをしてしまうのです。

ただ、その辛い思いも

排除しようとする必要はなく

そのような体験を通して、より人の痛みが分かる人に

より他人のことを配慮できる人になれるのではないでしょうか。


どうしても子どもには辛い思いをさせたくない、と思ってしまいがちですが

楽な人生を歩ませるよりも

多少の困難があっても

それを乗り越えられる人生を歩ませてあげたいものです。