最近は例のごとく筋肉痛に悩まされています(笑)
でも、自転車で通勤すると
新陳代謝が良くなっていくのが実感できます。
意味もなく体がほてってますからね(笑)
皆さんおすすめですよ。
今日のブログも短く終わらせるよう努力したいと思います。
最近の夏期講習の問い合わせなどで
よく聞かれる質問に
「どうしたら書く力をつけられますか」
というものがあるので
できるだけ簡潔にこちらでも触れてみたいと思います。
書く力をつけるためには
どうすればいいのか。
それは
・・・
書く!
しかありません(笑)
書いて書いて書きまくる、しか書けるようになる道はないのです。
書くことにおいて、魔法のようなものはありません。
では、何を書けば良いのでしょうか。
日記や読書感想文
というものは
たくさん書いて、書く力をつけるのにうってつけのように思えるかもしれません。
しかし
日記においては、同じことを繰り返す日々の中で変化を見つける、という
大人にとってもレベルの高いことができないと
「今日はお母さんと買い物に行きました。僕はシールを買ってもらいました。うれしかったです。」
「今日は曇りでした。ゲームをやって、僕はおにいちゃんに勝ちました。うれしかったです。」
という起きた出来事+自分の気持ち、という単調な日記になってしまいます。
日記というのは
身の周りのことを題材とするために
簡単そうに見えますが
当たり前のことを当たり前ととらえない観察力と思考力が必要とされるのです。
では、日記ではなく読書感想文はどうでしょう。
実は感想文もたくさん書く練習にはむいていません。
感想文は、それを書く前に、中身を理解し、自分と関連付ける必要があります。
そうなっていないと
「主人公のももちゃんは、靴下としゃべることができます。猫ともしゃべることができます。時間がかかったけど、本は楽しかったです」
という、これまた単調なものになりがちです。
単調でも書かないよりはいいのかもしれませんが
やはり、書いていて自分の成長が実感できるようなものを
書きたいと思うのが、子どもの心ではないでしょうか。
日記も読書感想文も思ったよりも簡単なものではない、ということが分かりました。
では、どうすればいいのでしょうか。
(すいません、金曜日なのに長くなってきています・・・ 笑)
本でも
テレビでも
映画でも
何でも「説明する癖」をつけ、それを文章化する、ということが大事になります。
そこで一番子どもにとって最適な題材として
「コボちゃん」のような幼稚園児と大人の世界を対比している4コマ漫画や
「ロダンの心」のような犬と人間のコミュニケーションを描いた8コマ漫画などが有効になってきます。
詳しく知りたい人は
- 国語のできる子どもを育てる (講談社現代新書)/工藤 順一
- ¥735
- Amazon.co.jp
を読んでみてください。
今の国語教育に関する指摘や
マンガを題材とする作文指導法は
読んだとき
「あぁぁぁぁ、やられた。こんな本が書きたかったのに!」
と悔しくなるほど(笑)すばらしい本です。
塾にも置いてありますので
是非ご覧になってみてください。
すいません、まとめます(笑)
書く力をつけるには、繰り返し書くことが必要であり
作文、読書感想文は書く練習には不向きです。
よって、マンガなど、子どもが好きそうな題材を使い
それを説明させ、文章化させることにより
書く練習をし、書く力をつけるのが有効な方法だと思います。
おうちでは、文章化させるまでのプロセスは大変だと思いますので
コボちゃんのような4コマ漫画を読ませて、それを説明してもらうだけでも
物事を客観的に見る良い訓練になるかと思います。
それでは、良い週末を。