新しいネクタイ:古いものが見えてくるとき | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

最近、新しいネクタイを着用しているのですが

新しいものを手にすると、どうしても今までのものを身に着けたいと思わなくなるんですね。

皆さんも同じような経験ありませんか?

新しい服を購入したとたんに、今まで着ていた服が着られなくなり

そして、この新しい服がなかったときは、一体私は何を着ていたのだろう?と思ったり。




先日、友人と話をしていてそのなぞが解明(?)されました。

解明と言っても単純な原理なのですが



要は

新しいものと古いものが並ぶことによって、その古さに改めて気づくのである。

古いと分かると、今まで外用だった服が家用になったりする。



私はそんな話をききながら、ちょっと感動していました。

今までぼんやりとしていた視界が、初めてメガネをつけてはっきり見えたような瞬間でした。

新しいものが入ってくるから、古いものが古いと認識できるようになる。

なるほど!と(笑)


ほかの言い方をするのであれば

比較することで初めて、そのものの本当の価値が分かるようになる、ということでしょう。

私たち巣鴨アドバンススクールも

古いテスト形式や日本のやり方に固執するのではなく

生徒にとって一番成長を助けられるやりかたで生徒と接していければと思っています。