
“なんだか落ち着けますね” と。
その理由を聞いてみると、ただ、教室が日本の大きさだから、とのこと 笑
確かにお世辞にもアメリカンサイズではないのですが。
(しかし、そんな二つのジャパニーズサイズの教室の真ん中にドアが付きました(写真参照)。これで、外にでることなく、二つの部屋を行き来できます。ドアが付くだけで、部屋が広く見えるものですね)
生徒たちの生活空間は私たち大人が思っているより狭いものです。
常に、近くに家族がおり、学校でも英語が不十分であれば肩身の狭い思いをし、送りも迎えも誰かが近くに居る。
日本であれば、1人で友達と遊びにいったりもできるのでしょうが、物騒で広大なアメリカではそうはいきません。
常に家族と一緒に居られるということは、家族の団結には大きく貢献しますが、時にうっとおしいと感じるのが思春期の子供たちです。
アメリカでは子供ほど不自由な人はいないのではないでしょうか。
このような狭い生活空間での生活を強いられる生徒たち。
そんな彼らに少しでも落ち着ける空間を提供できれば、と思い日々教務にあたっています。
落ち着ける空間作りのために、私は絶対に生徒を他の生徒と比較しません。
比較されて良い気分になる生徒はいません。
そして、彼らに気を使わせないため、私も気を使いません 笑
生徒たちにとって、言語が通じ、彼らより少し人生経験がある私たち職員との触れ合いを通し、少しでも生活空間を広げてもらえれば幸いです。
そんなわけで、私はこれから自分の生活空間を味わうために、スキマスイッチを聴きながら夜のHWY26をドライビングして帰りたいと思います。
それでは、おやすみなさい。