子どもたちが学ぶ目的とは何でしょう。
良い学校に行き、良い大学に行き、良い会社に就職することでしょうか。
それも学ぶ一つの目的かもしれません。
結局のところ
1人で食べていけるだけの力を養えないような学びは必要とされないでしょう。
しかし、子供たちにはもう一つ上のレベルで学んでほしいと思っています。
それはわたしの恩師の言葉に凝縮されています。
「大学は大学にいけなかった人たちのためにある」
大学に行ける恵まれた境遇の人々は、そこで大いに学び
大学に行けなかった人たちのためにその学びをいかして行きなさい、ということです。
アメリカや日本では大学に行くのは当たり前なのかもしれませんが
これが世界を基準にすると
大学に行ける人は
世界がもし100人の村であればたった1人。
(参照:世界がもし100人の村だったら)
そんな選ばれし1人となる可能性の高い子どもたち。
自分だけのための学びに終わってほしくありません。
世の中には多くの課題が山積しています。
環境問題しかり
社会問題
政治、経済、医療、福祉
そして
教育
数え上げればきりがありません。
子どもたちには、学びに学んでもらい
大学に行けなかった人たちのために学びを活用してもらえればと、願っています。