月の終わりの日というのは、

家計簿決算の日~

 

しかし。

今日は夫のボーナス支給日で、

あるからして、

オット帰宅まで

決算はできんね。

 

可処分所得の部分だけ

しておくかな。

 

食品、燃料の値上がり具合がすごいけれど、

実は生協とかって、

年間で価格を決めているから(私が入っているところは)、

世の中での価格が高くなっても、

それほど

かわらないのとかもある。

 

安定供給されないことがネックだけど

(収穫量が不足すると販売中止になり

返金される)。

でも、品はいいしおいしいから

気に入ってます。

 

全然違う話題ですけれど、

先日有川浩さんの『フリーター家を買う』

(幻冬舎 2009)

を読みました。

 

お恥ずかしながら私、

この作者さんは男性だとずっと思っていました。

名前の字から。

 

それでね、『フリーター家を買う』

がめちゃくちゃおもしろかったんですよ。

特に主人公のバイト先での話がよくて。

そこで登場する土方のおっちゃんたちが

最高すぎるの。

 

私はなんの疑いもなく作者は男性と思って

完読。

 

それで、よくあるパターンで、

この作者面白かったから他のも読んでみよう~と

借りてきたのが『阪神電車』(幻冬舎 2008)。

これもけっこういけてて。

それであとがき読んだら、

ん?

旦那がなんちゃらって書いてあるぞ?!

ん?

この作者、男性じゃなくて女性なのか?!

 

と。

 

もちろん、夫がいる男性だっているけれど、

どうもそうではないようで。

 

そこで初めてググってみたら、

女性でした。

 

「ありかわひろ」と読むことは知っていたけれど、

なるほど、これだと女性でも男性でもいけるなあ。

 

ただ、ちょっとやっぱりねと思ったのは、

私はどちらかというと小説の作者で気が合うのは

女性なことが多い。

男性の小説で「これは!」と思うのは、重松清さんと

東野圭吾さんとかかなあ。

だけど女性だと、三浦しをんさん、原田マハさん、

瀬尾まいこさん、角田光代さん、小川糸さん・・・・・

と、次から次へと浮かぶわけです。なんででしょうねえ。

相性だろうな。

 

だからね、有川さんを男性だと勘違いして読んでいた私は、

おお!久しぶりに気の合う男性作家に出合ったぞ!!!と

思っていたんですよね(笑)

そしたらやっぱり女性だったという。

 

読書は好みですから、これは私の傾向ですが。

 

それにしても「フリーター~」は上手いなあと思います。

20代男性が主人公のお仕事小説ですが、

後半がとくにいいです。

 

名前って面白いですよね。

私は自分の名前は「子」がついているので、

女性だとすぐわかるんですが、

自分の長女には、あえて字だけでは性別がわからない

名前にしました。

論文を読むときに、これは女性が書いた、男性が書いた、

ということが読み手にわからないほうが、

いらんバイアスがはたらかないし、と思ったことも

理由の一つです。

 

査読の際は、名前は伏せられることが殆どですから、

ジャッジに性別は全く関係はないけれど、

読まれるときというのは、やはり名前でバイアスかかる人も

いるかもしれません。

子どもたちが大人になるときにはそんな社会ではなくなっている

といいけれど。