もうここのところの新聞の

1面をにぎわしているのは、

自民党総裁選のニュースです。

 

まあ、自民党のリーダーが

次期首相になるんで、

そりゃあ注目するのもわかる。

 

なんですけどね、

その記事を読めば読むほど、

なんか、自分の暮らし、というか生活と

完全別世界の話だなあって。

 

私の目にはですね、

「昭和のおっさんたちが、

旧来組織の中での上下関係に

戦々恐々として、

自分の生き残りをかけて

右往左往している」

ようにしか見えません。

 

つまり、そこに、国民のための政治をするために

という姿勢を見ることはありません。

まあ、本人たちはそんなの当たり前のことだから、

あえて口にしないのかもしれないし。

(なんだけど、菅さんが首相になった初期に

「国民のために働く」

というポスターを出してきて、驚愕した。

そんな当たり前のことをなんでポスターにするんだ?って)

なんだけど、なーんかなあ。

 

総裁候補は何人かいるけれど、

ちょっとよくわからん。

党員たちが誰を選ぶのかもよくわからん。

なんとなくわかってきたことは、

自民党の派閥ってのはもうあんまり機能しなくなってるんだな

ということ。

しかし、派閥がよく機能することが私たちの生活に

どう働くのかはよくわからん。

人材育成がうまくいくってこと?間接的すぎて遠い。。

 

一番の問題はさ、

総裁選に出てきているおじさんたちに、

生活がなさそうってことだね。

みんな妻がいて、おそらく家のこと一切合切は

その人がしているんだろう。

「俺達にはそんな些末な事している時間はねえんだ。

政治で国を動かすのにはな」

みたいに思ってそう(妄想)。

だけど、そういう人たちが政治するから、

こういうコロナ対応になるわけです。

 

おまけに、生活一般のことを些末な事と思っている人たちに

生活者(国民)の気持ちなんてわからないよね。

だからいつまでたっても税はしぼりとられるくせに

再配分はうまくいかなくて、

オンナコトドモが貧困に陥りやすい状況はまったくかわらない。

 

コドモの世話なんて女がやることだと思っているおやじが政治家だから、

保育問題は解決されないし、保育園増やしても担い手がいない。

つまり賃金が安いから。介護の現場も似たようなもの。

 

生活のない政治家を選び続けると、

生活している自分たちにそのとばっちりが全部降りかかってくる。

ということが、このコロナ禍でよーくわかりました。

経済が上向いているときは、それでも未来は明るそうだから

と、その状況を甘受するんだろうけれど、

そうではない今みたいなときに、

なにを優先して政治家を選ぶのかって大事なのかなと思います。

 

コロナ対応も迷走していて、

科学的なエビデンスと、経済、社会状況をクロスさせて

一つひとつ判断しているのだろうが(そう思いたい)、

その判断材料が何なのかが、いまいちよくわからない。

だから「緩和する」と言われても、なんか、よくわからない。

「どうせ難しい事いってもわからないでしょ、だからこっちが

いう事ををおとなしくきいてりゃいいんだ」

と言われている感じがしていちいちムカつく。

 

とまあ、いろいろ一人で朝から怒っているのは、

今日が健康診断で、

朝食抜きだからかも(爆)。