この映画が公開された直後から、たくさんの映画ブロガーさんから、本年度ナンバー１なんじゃないか？という声が、ネット上で広がってました… わたしは、上映時間が６０分程度だし、一律１７００円という料金でもあり、この映画はパスかな？と正直考えていたのですが、急に気になってしまいました…
「こんなに泣ける映画はない」といった情報番組も見てしまって、これは絶対見なきゃダメだな？と思いました… そして、最終的な決め手になったのは、やっぱり、藤本タツキくんの作品だったという点が大きかったかなあ？ あの「チェンソーマン」を描いたマンガ家さんですよね？ 実は、秋田県にかほ市の出身、わたしと同じなんです！ 同郷の有名人、応援しないわけにはいきません… と言いながら、「チェンソーマン」は一度も見たことがないんですけどね…
入場してすぐ、お土産でいただいたマンガ本をチラッとみたのですが… 情報番組で見たシーンから始まるんですよね… もう一気にそこから号泣です！ ちょっと感情移入しすいちゃいました… このあと、いったいどうなってしまうんでしょう（笑）
え？ そんな展開になっちゃうの？ まさかまさかの展開…（原作本、ここまではチェックしてなかったし…） もう、いったいどうなちゃうの？ たった６０分程度の映画なんだけど、ものすごい充実感、そして、勢いのある映画なんですよね… なんていうか、とにかく力強い…
注目の女優・河合優実さんが声を担当している藤野にも、吉田さんが演じている京本にも、ものすごく感情移入しちゃいました…（なんで原作と苗字が違うんだろ？ 気になる…） 前半はとにかく、藤野ちゃんの背中、後半の京本さんの背中、いやあ～、こんなにも背中を見て、感情移入させられる、背中を見ているだけで涙が出てきちゃう映画、凄いです！ とにかくすごい！
Yahoo映画の作品解説より
「チェンソーマン」などの藤本タツキによるコミックを原作とする青春アニメ。小学4年生の少女が、漫画好きという共通点を持つ不登校の少女と共に漫画制作にまい進するも、やがて衝撃的な出来事が起こる。二人の少女の声を俳優の河合優実と吉田美月喜が担当。
ま、余談にはなりますが、私の実家がある「秋田県にかほ市」にある、「BOOKSぶんりんどう」、映画の中では、「ぶっく堂」だったかな？ 藤本先生も、子どもの頃からお世話になったという本屋さんですけど、わたしも、彼の２倍は生きてますので、昔からお世話になっている本屋さんなので、映画の中でそれが見られたのは嬉しいです！
そして、なんといっても、田舎ならではの景色、そして美しい鳥海山まで！ 素敵だったなあ～ 鳥海山なんて、細かいところまで見ると、前半は彼が過ごした秋田県から見える鳥海山だし、後半は彼が通っていた山形方面から見える鳥海山になっているし… ものすごいこだわりが見られて、感動が増しております！ 地元ならではのネタ、最高でした！