その声は、必ず誰かに聞こえるはず… 映画「52ヘルツのクジラたち」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

公開前から、っていうか、実は本屋大賞を受賞したときから、この作品の映画化を楽しみにしていました… といっても、原作本は結局読んではいないのですが… ということで、映画「52ヘルツのクジラたち」でございます!

 

注目は、やっぱり杉咲花さんですよね~ 彼女が主演っていうだけで、もう感動作の予感しかな愛… そして、直前の情報で知ったのですが、なんと、あの西野七瀬さんが鬼母役で出演しているという… 彼女の出演作、なかなか途切れませんね~ 楽しみは広がるばかりです!

 

 

想像以上に苦しくて切ないお話でした… 杉咲花さんしか演じられないような重いテーマですよね? 仲間にも絶対に聞こえない声、そんなん本当にあるんですかね? 自分の想いが伝えられないなんて、なんて苦しいことですかね…

 

そんな52ヘルツの声をもつクジラたち。実はいっぱいいるんですよね? 杉咲花さん自身も(あ、もちろん役の方ですが…)かなり苦しい過去の持ち主ですし、彼女が知り合った女の子みたいな男の子、こちらも苦しかったですね~ そんな子のダメ親が西野七瀬さん。これは想像以上に酷かったですね… こんな親がいるのかと思うと、情けなさ過ぎますね…

 

この作品を見て、やはり一番思ったのは、最高の仲間とも言える家族が、ここまで酷いものだと救いようがないってことですよね? ま、逆に言えば、家族以外でその「52ヘルツの声」を聴いてくれた人がいたのは、ある意味素敵なものでしたね~ 志尊くんもよかったけど、やはり今回の作品では、小野花梨さんは素敵でしたね~ なんで彼女はあそこまでいい子だったんだろ? ある意味、疑問に感じちゃうほどいい子でした… そういう意味では、今まで見たことがないくらい最悪の人間と最高に優しい人間という両極端な人たちによる物語だったということですね。

 

 

Yahoo映画の作品解説より

町田そのこの小説を、『銀河鉄道の父』などの成島出が監督を務め映画化したドラマ。家族に虐待された過去を引きずる女性が、かつての自分と同じような環境にいる少年と交流する。『市子』などの杉咲花、『さんかく窓の外側は夜』などの志尊淳、『はざまに生きる、春』などの宮沢氷魚のほか、小野花梨、桑名桃李、余貴美子らが出演する。

 

 

いろいろな映画に引っ張りだこの西野七瀬さん、女優さんとしてはあまりよい評判は聞こえてこない彼女ではありますが、ここまで使われるってことはなんらかの魅力があるってことですよね… こういう汚れた役も、普通にこなせるのは凄いことですよね… 関西人としての魅力というか、パワーはあるんだと思います! ただ、西野七瀬さんみたいな母親が、これ以上出てこないことを願うばかりです!

 

そして、やはりすごいのは杉咲花さん。どんな役でも一瞬になれるというか、彼女はホント凄いですよね… 彼女の涙には、ホントやられました… とにかくすごかったの一言です! 今年も日本映画の顔として生きていくんですよね! 彼女には期待しかありません!