人生は想像以上に大変だけど、光だってある… 映画「夜明けのすべて」 | すがちゅあ~んのブログ

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噂どおり、本当に素敵な映画でした… この映画のホームページから「人生は想像以上に大変だけど、光だってある」という言葉をお借りしました… すごくいい言葉だなと思ってます!

 

昨日、公開された映画「夜明けのすべて」ですが、SNSでは、今年ベストという声がたくさんの人から聞こえてきました… とにかく、内容はかなり重いものなんですが、映画自体はものすごく穏やかな雰囲気に包まれています。個人的には、あんな平和な感じで終わるエンドロールが最高にお気に入りでした… 最後までほのぼのして終わりました…

 

 

実は、公開前から、映画館に飾られている主演二人のポスターで、これは絶対に感動作と確信していました… 松村北斗くんに上白石萌音さんというコンビ、映画の内容はまったくわからなかったんだけど、名作の予感がしてました… そして、三宅唱監督ですから、期待度はもうMAXでございます!

 

まずは、全国中継されていた舞台挨拶のライブビューイングから感動でいっぱいになりました。松村くんのお話も、上白石さんのお話も、ついでに言えば、母親役のりょうさんも、上司役の光石さんも、監督の三宅さんも、みんなお話がとても上手でした… 舞台挨拶と言えば、必ずと言って受け狙いというか、盛り上げのためにふざける人がいるものですが、今回はみんな真面目に語ってくれましたし、お話に優しさがにじんでいました… 温かさばかりが伝わってきました。

 

映画に関しても、上白石さんのPMS(月経前症候群)のことも、松村君のパニック障害のことも、さりげなく状況を説明するように映画が始まり、周りとの関係も含めて、ものすごく丁寧に描かれていた映画だったと思います。二人の出会いは衝撃的ではありましたが、そのあとの展開が優しさに満ち溢れていて、本当に「かけがえのない物語」だなと感じました。

 

まわりに理解されにくい病気ではありますが、自分の症状は改善できなくても、相手を助けることができるという感覚は、二人がこれから生きていく間も、強い気持ちとして残っていくものだと感じました。

 

 

Yahoo映画の作品解説より

『そして、バトンは渡された』の原作などで知られる瀬尾まいこの小説を映画化。瀬尾自身のパニック障害の経験を基に、人には理解されにくい疾患を抱え、生きづらさを感じながら生きる男女の交流を描く。『ケイコ 目を澄ませて』などの三宅唱が監督・脚本。

 

 

安易に恋愛関係みたいな物語にもならなかったのも、ものすごく好感度大だったかな? 二人の関係は、とにかく最高でした… 友達でも、恋人でもない二人なんだけど、完全に同志でしたよね? あんな分かり合える二人の関係、なんか理想的だったなと思います!

 

松村北斗くんと上白石萌音さんの温かい雰囲気、最高でした… それにもまして、登場してくる人たちすべてが、なんらかの事情を抱えているような物語でしたが、みんな温かくて、本当に癒されました… あの職場は、本当に温かかったですね。メンバーみんないい人でした… とにかく、あのほのぼのエンドロール、最高でした!