カンヌ国際映画祭で「クィア・パルム賞」&「脚本賞」の2冠 映画「怪物」 | すがちゅあ~んのブログ

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カンヌ国際映画祭で大絶賛された映画「怪物」を見てきました…(まさに「怪物を見た!」でございます!) それにしても、是枝裕和監督はカンヌに愛されている監督ですよね~ 河瀨直美さんとか、ソフィア・コッポラとか、カンヌに愛される監督っていますよね? 同じ人が何度も選ばれる兆候有りですよね…

 

それにしても「怪物」は凄かったです! 正直、ビックリしちゃいました… こんな映画だとはまったく想像していませんでした… エンドロールでは、なぜか涙が止まらなくなってしまいました…(この映画でなぜ?と言われちゃうかもしれませんが…)

 

 

主役の男の子ふたり、あまりにも怪しすぎます… そして担任の先生、なんであんなに悪いヤツ? 校長先生をはじめとして、あの学校の先生っていったい? 高畑充希さんまで、なんか変なヤツだったし… 中村獅童さんなんかも、あまりにも悪いやつだし… なんだこれ? 怪物ばっかりの映画? あまりにも恐ろしいやつばかりで、この後一体どうなっていくの?

 

ネタバレになってしまうので、まったくこれ以上の感想を書くことはできないのですが…

 

さすが「脚本賞」を受賞するだけの作品だったなということは言えると思います! お見事な展開でした… 伏線回収っていうのかな? すべてがスッキリしていくんですよね? 恐ろしいくらい脚本がハマっていました… こんなにも、前半と後半では物語が変わっていくのかという、不思議な映画を見せていただきました… 坂元さんの脚本、やっぱすごかったな~

 

そして、ずっと不思議に思っていた「クィア・パルム賞」を受賞したという理由。その秘密は、この映画を見た人じゃなきゃ、まったくわからないと思います! 予告編を見る限り、そんなシーンなんてまったく出てこないからです… ちなみに、「クィア」という言葉は、性的マイノリティーや、既存の性のカテゴリには当てはまらない人の総称という意味らしいです… LGBTQ+ってヤツですかね?

 

 

Yahoo映画の作品解説より

『万引き家族』などの是枝裕和が監督を務め、脚本を『花束みたいな恋をした』などの坂元裕二、音楽を坂本龍一が担当したサスペンス。けんかをした子供たちの食い違う主張をきっかけに、社会やメディアを巻き込む騒動が起こる。『万引き家族』などの安藤サクラや『友罪』などの永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、田中裕子などが出演する。

 

 

まさに、「怪物だ~れだ!」という作品ではありますが、誰にでも当てはまる要素があるなと、答えなんかないよね、という感じはあります… 是枝監督の今までの映画と同じように、っていうか、それ以上に、二人の子供たちは、頑張っていたなという気がします! 変な想像をしてしまった自分が情けないというか、申し訳ない気持ちになりました… 学校の先生方には、もう少ししっかりしてほしいなという気持ちにはなりました…

 

想像していた以上に、いい映画だったなというのが、正直な感想になるかな?

 

それにしても、坂本龍一さんのピアノ、素敵でした… あれで泣けちゃったんだと思いますね!