何年たっても、震災は終わってないんですよね… 映画「有り、触れた、未来」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

本日、あの大震災から、なんと12年目を迎えました… ちなみに、そんな大切な日に、わたくし59回目の誕生日を迎えてしまいました… あの佐々木朗希がWBCで先発したり、本当に特別な一日になっております。

 

ちなみに私は、そんな大事な日に、山形まで映画遠征にきて、山形のホテルで一泊しております。お酒飲んでWBCを見てたんですが、途中で寝てしまったらしく、目が覚めた時は、試合終了しちゃってました。牧のホームランも、村上のやっと出たヒットも、完全に見逃しております。宮城君、打たれたと思っていたのに、なんと最後まで投げ切ったみたいですね…

 

ということで、本日選んだ映画は、宮城県の方では、先週から、1週間早く公開になっていた映画「有り、触れた、未来」でございます。全国的には今週からのスタートですね。フォーラム東根という大好きな映画館に遠征して、見ております。無料券がありましたし、特別会員料金千円で見ることができました。(二人で千円です)

 

 

感想ですが… 想像していた以上に、重い映画だったと言えますね… もう、泣き疲れしちゃってヘトヘトになっております。(これでお酒が回ってしまったのかも…)

 

かなり多くの俳優さんが出演して、それぞれの人生を歩んでいるんだけど、そのすべてがごっちゃごちゃに絡まって、感動の輪が大きくなっていく、そんな映画でした… それが、いくつもの「ありふれた物語」ってことになるみたいです。編集技術も、かなり凄かったと思います! なんか、凄い映画でしたよ!

 

桜庭ななみさんが演ずる恋人を事故で失ったバンドマンの女性や、震災で母親と兄弟を亡くした父親と少女、30歳になってもボクシングを続けているプロボクサー、一分一秒でも長生きして、娘の結婚式に出席したい末期がんのお母さんなど、ある事情により心に闇を抱えてしまった人ばかりの映画です。仙道敦子さん、相変わらず素敵でしたね~ 個人的には、ボクサーの妻役の金澤美穂さん、なんか可愛らしかったな~

 

大震災、3・11には直接関係ないような物語ではありますが、その後ろには、そういう背景も見え隠れしている、そんな映画になっていました… まさに、今日見るべき映画だったのではないのかな? そして、そんな「ありふれた物語」なんだけど、すべてが命にかかわる物語なんですよね? 支えあい、分かち合い、何度でも立ち上がる… 前を向ける映画になっていたかな?

 

 

Yahoo映画の作品解説より

東日本大震災の体験をつづった宮城県の高校の元校長・齋藤幸男氏による著作に着想を得て、『九月の恋と出会うまで』などの山本透が監督を務めた群像ドラマ。恋人を事故で失った元バンドマンの女性や、災害で母親と兄弟を亡くした少女などの物語が同時進行で描かれる。出演は桜庭ななみや松浦慎一郎、仙道敦子、碧山さえ、北村有起哉など。

 

 

大事な人が死んでしまっても、3日は泣き続けるんだけど、4日目の朝になると、お腹がすいてきちゃう… いろんなことを忘れてしまう… というような表現があったけど、ほんとにそうだなって、思っちゃいました… なんか薄情な感じもするんだけど、そうやって前に進んでいけるようになってるのかな?

 

何度でも、何度でも、立ち上がれるんですよね、きっと…

 

素敵な映画だったと思います… 泣き疲れちゃうので、要注意ですけどね…