人を騙したり、騙されたり、いわゆるコンゲームと呼ばれるジャンルの映画、個人的にはあまり好みではなかったのですが、意外に、お互いに嘘をついているのにもかかわらず、正義に見えるというか、応援したくなるようなチームがあったりするんですよね？ いい詐欺師という言い方があっているかどうかわかりませんが… そういう意味では、大ヒットしている映画「コンフィデンスマンJP」なんかも、この映画と同じ理由で愛されているんだと思いますが…
と言うことで、「コンフィデンスマンJP」のような大ヒットではないかもしれませんが、こちらだってスマッシュヒット？と呼ばれ、２作目の公開になりました… 実は、第１作目は見てないですけどね～ あ、映画「嘘八百 京町ロワイヤル」でございますよ～ またまた、中井貴一さんと佐々木蔵之介さんのコンビが大活躍するみたいですよ～（前作見てないですけどね…）
ま、正直言って、長澤まさみさんのような「華」はありません… ただただ渋いって感じかな？ 大人の映画って、言えるのかもしれません… ただ、やってることはまるで嘘八百ですから、そんな姿を面白可笑しく描いてるって感じですかね… 大人の二人が、子どものように騙し騙される姿が、滑稽なんですよね… ま、簡単に言えば、そんな感じ…
舞台が京都ですし、千利休の茶の湯の後継者と呼ばれている古田織部の幻の茶器をめぐったダマしあいですから、コンフィデンスマンと比べたら派手ではありませんが、いわゆる「和」の良さが味わえるコンゲームかもしれません… 骨董トリビア？なんかも、いろいろ出てきますので、そちら方面に詳しい方も、そうでない方も楽しめると思います…
中井貴一さんと佐々木蔵之介さんが、お互いに信頼し合ってる感じがなかなかいいんですよね～ 前作見てないんだけど、前作の雰囲気は勝手に理解できちゃうかも…（前作も、こういう陶芸みたいなのが、やっぱ出てくるのかな？） そして、今作のヒロインが広末涼子さんですが、とにかく美しいですよね～ わたしも大ファンなんです… なんか見たことあるかもって思ってましたが、結局は「コンフィデンスマンJP」に出てくる広末さんと、そっくりなんですよね～ 二つの作品をつなげちゃう役だったかもしれません… この手の作品に似合ってしまうのかもしれません… 悪い役をやっても、応援したくなるような女性ですもんね～
ぴあ映画生活の作品解説より
2018年にスマッシュヒットを飛ばした、痛快コメディの続編。大物狙いで空振りばかりの古物商・則夫と、腕は立つのに落ちぶれた陶芸家・佐輔のコンビが、今回は幻の茶器を巡ってタッグを再結成。ダブル主演の中井貴一と佐々木蔵之介、武正晴監督らの強力チームが、前作に続いて骨董トリビアを織り交ぜた二転三転するストーリーを紡ぎ出す。
その他にも、こういうコメディ作品にはなくてはならないような、楽しい俳優さんたちがいっぱいですね～ 画面に出てくるだけで、なんかやりそうっていうか、存在感のある役者さんばかりです… こちらも前作は見てないのでわかりませんが、森川葵さんと前野朋哉さんはいい味出してますよね～ 二人は、娘息子役ですから、たぶん前作も出てるよね？ その他、木下ほうかさん、坂田利夫さん、宇野祥平さん、塚地武雅さんなどなど、この手のコメディには欠かせないプロがいっぱい…
普段はあまり好んでは見ないジャンルの作品ですが、見ていて楽しい作品ではありますね～ 見終えたあと、痛快な気持ちになるから、いいですよね～