絶対王者フェラーリに挑んだ男たちの友情の実話 映画「フォードVSフェラーリ」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

1960年から1965年まで、ル・マン24時間耐久レース6連覇の絶対王者フェラーリ。そのフェラーリとは、買収の失敗で因縁の関係になっているフォード社。巨大自動車メーカーとしては、売り上げアップのために絶対必要なのは、ル・マンの優勝だったんですね~

 

しかも、次のル・マンまでの準備期間は、たったの90日。常識で考えても、6連覇中のフェラーリに勝てる車を開発するのは、絶対無理なんだろうけど… そんな達成不可能なミッションを命じられたのは、1959年にアメリカ人ドライバーとして、初めてル・マンで優勝したにもかかわらず、心臓病でカーレーサーは引退していた男キャロル・シェルビー(マット・デイモン)なんですよね~

 

そして、そんなシェルビーに協力を依頼されたのは、かなり破天荒なイギリス人ドライバー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)なんですね~ マット・デイモン&クリスチャン・ベイルという二人の、奇跡のような共演だけでも魅力的だったのですが、今回の二人の男たちの友情物語、これがまた、奇跡のような実話なんですね~

 

 

たった90日間のことなので、数々の苦難があったのは当然の話なんだけど、二人の見る目とか、技術・能力とか、熱意とか、とにかくその熱さは、見てるだけで楽しいです…(多くの苦難があればあるほど、話は感動的になってきますね~) やはり、実際に運転を担当しているクリスチャン・ベイルが、とにかく目立つ映画にはなってますが…(いい俳優さんですよね~)

 

疾走感っていうのかな? もの凄い迫力がありますので、絶対に映画館で見るべき映画だと思います… 真っ暗闇の中を、もの凄いスピードで走る時間が結構多いので、なかなかの怖さ・迫力があります… 心臓がビビります… レトロ感満載の車、わたしはあまり車のことは詳しくないんだけど、一昔前のレーシングカーというのかな? なんか、マッハGOGO見てるみたいで、それも面白かったです!

 

レースシーン、男の友情物語と同じくらい見応えがあったのは、企業同士の戦いと、家族の物語ですね~ 企業の対決物語は、日本のドラマでも楽しいのがいっぱいありますよね~(池井戸さんのヤツとか) 必ず、イライラさせられる悪いやつ、いっぱいでてきますしね… これは、主役のフォード社の中にもたくんいるわけで、見応えは十分です!

 

自ら営む自動車整備工場が差し押さえにあい、人生の大ピンチだったケン・マイルズに関しては、息子との微妙な関係があったり、当然のことですが、危険なスポーツなので、奥さんの反対があったり、家族の物語としても、なかなか素敵な話になっています…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

1966年のル・マン24時間耐久レースで、絶対王者のフェラーリに挑んだフォードの男たちの実話を映画化。フォード社のカー・エンジニアであるシェルビー、彼に腕を見込まれたスゴ腕ドライバー、マイルズのコンビが、友情を育みながら不可能に挑戦していく姿を描く。マット・デイモン、クリスチャン・ベールという2大スターの共演も見ものだ。

 

 

2020年公開作品、これが今年初の鑑賞作品だったのですが、もう、「お気に入りベスト10」に入っちゃいそうな作品と出会ってしまいました… これは、なかなか面白かったです! うちの奥さんも、この手の映画は初めて見たのですが、面白かった~と興奮してたくらいですから…

 

しかし、マット・デイモン&クリスチャン・ベイル、二人の共演は最高でした! そして、企業同士のあれこれ、家族のあれこれ、カースタントシーンなどなど、ホントに素敵な映画でしたよ! これが実話だと思うと、映画になるべくしてなった話ってところでしょうか?