大杉漣さん、最初で最後のプロデュース作品に… 映画「教誨師」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

平成最後の日になりました… なんか、新しい時代が訪れることがわかっているって、ウキウキしちゃいますね… 昭和から平成の時は、どうしても自粛ムードというのが大きくて、わたしは、平成最初の日はスキー場にいたんだけど、スキー場には音楽も流れることなく、すごく静かでしたからね~

 

そんな平成31年4月30日に書くブログは、映画「教誨師」でございます。ご存じの方も多いと思いますが、昨年急逝された大杉漣さんの初プロデュース作品なんです! しかもこの作品が、イコール最後のプロデュース作品になってしまったわけですが…

 

久しぶりに大杉漣さんの顔が見られただけでも、なんだか感動しちゃいました… しかも、彼の人柄がすべてというような作品… 味わい深い作品だったと思います… 若干、見ているのがツラい部分もありましたが、大杉漣さんが描きたかった世界を、堪能することができました…

 

 

「教誨師」というお仕事、初めて知ることができました… この世の中に、こんなにツラいお仕事をしている人がいるんだ?と思えただけでも、十分に見た価値があったかも… 人間ができていないと、この仕事はツラいですよね…

 

簡単に言えば、死刑囚との話し相手ってことですかね… 定期的に死刑囚との面談があるんですよね… 死刑を目前にしている方々の癒やしになるように話を聞いてあげる、しかも、相手はかなり自分勝手というか、ワケありの人たちばかり… 暴言やら妄想やらをひたすら聞かされるわけなんだけど… いやあ~、この仕事は自分にはできないです… 聞いてあげて、それに何か返してあげる… これはとにかく難しいの一言ですよね…

 

6人の死刑囚も、かなりの熱演…(と言ってもいいのかな?)

無言を貫き、佐伯の問いにも一切応えようとしない鈴木(古舘寛治)。気のよいヤクザの組長、吉田(光石研)。年老いたホームレス、進藤(五頭岳夫)。よくしゃべる関西出身の中年女性、野口(烏丸せつこ)。面会にも来ない我が子を思い続ける気弱な小川(小川登)。そして大量殺人者の若者、高宮(玉置玲央)。 ~ホームページからいただいてきちゃいました~

 

ラスト、誰か一人の執行が決まります… この緊張感は、この映画の最大の見どころ(見どころって言っていいのかわかりませんが…)なんだと思います… 死刑執行にも同席することになるんだけど… やはり、この仕事はツラいものがあります…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

2018年2月に急逝した大杉漣がプロデュースし、自ら主演を務めたヒューマンドラマ。受刑者の心の救済に努め、彼らが改心するよう導く“教誨師“の主人公が、教誨室という閉ざされた空間を舞台に、世代も境遇も異なる死刑囚6人との会話を繰り広げていく。死刑囚役を光石研、古舘寛治ら。監督は『ランニング・オン・エンプティ』の佐向大。

 

 

教誨師という仕事、今、日本では約2000人の人が頑張っているみたいです… このような人がいてくれることに感謝?ですかね… 世の中には、スゴい人がいっぱいいますね…

 

そして、大杉漣さん。約400本ほどの映画に出ていたみたいですね~

最後の主演作、堪能させていただきました…

本当にお疲れ様でしたとしか言えませんよね~ この映画も、素晴らしかったです!