京都・出町座で見た! 映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」 子どもって怖いね… | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

京都・出町座に行ってみました… 本当は、イオンシネマ桂川で、映画「カメラを止めるな!」が見たかったのですが、全席完売で見られなかったんですよね~ ホテルの目の前が「Tジョイ京都」という映画館だったので、この日の京都観光後にちょっと寄ってみるかな?って感じだったのですが、「見たい!」と思える映画の上映がなかったので、それなら出町座に行ってみようかな?ということにしたのです…

 

「枝葉のこと」という映画に、ちょっと興味があったので、これを目的に向かったのですが、出町柳の駅付近で迷子になっちゃって、上映開始時刻を遥かに過ぎてしまいました… 唯一、見ることができたのは、この日の最後の上映作品「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」という映画です。レイトショーというシステムがなかったので、定価の1800円での鑑賞になりました…

 

 

どなたかのブログで紹介されていたのは記憶にあったのですが、ほとんど予備知識なしでした…(題名以外は、ほとんど内容を知らなかった) 後で知ったのですが、ウィレム・デフォーがアカデミー賞(ゴールデングローブ賞も)で助演男優賞にノミネートされていた作品でしたね~ ウィレム・デフォーの味わい深い演技はもちろん見応えはあったのですが、ここはやはり、なんと言っても印象に残るのは、この映画の主役、母と娘なんですよね~

 

貼り付けた画像を見てもらえればわかると思いますが、色鮮やかなリゾート地なんですよね…(これぞフロリダって感じかな?) 原色の綺麗なモーテルに住んでいるのは、とにかく貧しい母と娘なんですよね~ その日を満足に暮らせない二人なんです… ただ、なんの暗さもない、とにかく楽しんで生きてる、何も考えずに生きてるって感じなのかな?

 

最高にキュート、悪く言えば小悪魔?(子どもは怖いよ~) 天才子役のブルックリン・プリンスの大変ないたずらからこの映画は始まります… 同じモーテルに住む悪ガキ達の数々のいたずら、とにかく酷いものがあります…(平気で悪いことしちゃうんだよね) これが初めての演技とは思えない母親役のブリア・ヴィネイトも、負けずにハチャメチャです… この母親にしてこの子あり? とにかく母親も娘も大変なんです… これ、どんな結末を迎えちゃうんだろ? とにかく心配になってしまいました…

 

想像していたとおりの悲しいラスト… エンドロールに音楽もなく、シーンとしたラストが衝撃でした… もう、こういう結末しかないんだろうなって感じです… この後、二人はどんなふうに成長していけるのか、それさえも心配になるような映画でした… かなりの衝撃がありました…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

全編をiPhoneで撮影した『タンジェリン』で絶賛を博した新鋭監督ショーン・ベイカーが、35ミリフィルムで撮った人間ドラマ。フロリダのディズニーワールドと隣り合わせのモーテルを舞台に、その日暮らしで生活する人々の日常を子供目線で描く。アカデミー賞助演男優賞候補になった管理人役ウィレム・デフォーの味わい深い演技にも注目。

 

 

出町座というオシャレな映画館の小さなスクリーンで見ることができたこの作品、良くも悪くも、思い出に残っちゃう映画になると思います…(とりあえず今回は、出町座に行けたことが最高の思い出ですね~)

 

地元の方が多いのかな? 夜11時を過ぎてるのに、ちゃりんこで颯爽と帰って行く女性コンビがいてビックリしました…(自転車客、結構いましたね)

 

 

映画館の中が、カフェのようでもあり、図書館のようでもあり…(思わず、写真を撮ってきちゃいました) いやあ~、素敵な映画館だったな~