この映画は、予告編を見たときから、自分の「お好み」映画なんじゃないかと、かなり期待していました… ウチの奥さんが、まったく興味なさそうだったので、久しぶりの御一人様映画。（夫婦割りが使えないので、ポイント鑑賞、無料での鑑賞です）
昔の古い映画館が舞台の映画、結構好きなんですよね～ 映画好きあるあるなんじゃないかと思うんだけど… フィルムがくるくる回る部屋（映写室っていうのかな？）、入ってみたかったなあ～
お転婆姫がスクリーンから飛び出してくる、しかもモノクロの姿のまんまっていう設定が、かなり興味津々です…（そのありえなさが、映画って気もします） と言うことで、どんな結末になるのか、期待と不安の入り交じった鑑賞になりました… 映画「お転婆姫と三獣士」ではなく、映画「今夜、ロマンス劇場で」でございます！（笑）
ま、正直な話をしますと、綾瀬はるかさんはあまり好みのタイプでは無く… 彼女が主演の映画も、あまり見たことはありません… ただ、映画「本能寺ホテル」は面白かったし、彼女はとっても可愛かった… あんな感じのコミカルな役、ちょっと抜けたような感じの役は最高だな～と思いました…（彼女らしいっていうか）
今回の役は、かなりのお転婆姫で気の強い役だったので、好みのタイプとは全然違ったのですが、坂口健太郎くんがとても大人しくていい役だったので、バランスがとても良かったですね～ こういう作品は、ファンタジー作品というのかな？ おとぎ話的な感じなので、好みじゃない人も多いかもしれませんが、わたしは好きでした… 素敵な結末（ラストシーン）でした！ またまた泣かされちゃいました…
綾瀬はるかさんは、ずっとモノクロのお姫様でも可愛らしかったんだけど、やっぱカラーになった方が綺麗でしたね～（当たり前か！） 画像もいくつか貼り付けちゃいましたが、映像の美しさも良かったと思います… 映画をホントに好きな人がつくる映像って感じがします！ 映写室だけじゃなく、撮影所でのお話だったので、映画好きには堪らないものがあります…
共演の女優さんとしては、やはり本田翼さんの可愛らしさが目立ちました… 彼女も、らしい役だったような気がします…（普段はもっと明るいんだろうけど） 最近よく見る石橋杏奈さんも、出番は多くないけどインパクトのある重要な役だったかもしれません… かなりお年を召された加藤剛さんも、重要な役でした…（ネタバレ禁止でしょうけど）
ぴあ映画生活の作品解説より
『のだめカンタービレ』シリーズのヒットメーカー、武内英樹監督が放つ、オリジナル脚本を基にしたラブファンタジー。映画好きの純朴な青年とスクリーンの中のキャラクターの次元を超えたロマンスを描く。『海街diary』の綾瀬はるかがモノクロ映画から抜け出てきたヒロインに扮し、『君と100回目の恋』の坂口健太郎が相手役を務める。
これは、ちょっと素敵な映画だったなあ～ 邦画って、ドラマの延長って感じが強いんだけど、これは映画を見たな～ 面白かったな～って気になる映画でした… 見終えた後の心地よさ、最高です！