よくもここまで、アニメ版の世界観を実写にしたなって感じです！ アニメ版そのものだったので、それだけでも感激してきました…
アニメ版の方は、感動ボロ泣きアニメだった「あの花」と同じスタッフ（超平和バスターズ？）の製作と言うことと、主題歌が乃木坂４６だったことだけでも十分注目の作品だったんです… ちょっと恥ずかしくて映画館には行けなかったんだけどね…
さて、実写版の方ですが、確かに感激は感激だったのですが、ストーリーはそのまんまだし、ちょっとだけ不満な点もあったんですよね～ どうしてもアニメ版と比べちゃうところがありました…
画像にもありますが、成瀬順ちゃんが主役に立候補するところなんて、よくもま～アニメに忠実に作ったな～と感心したんですが、とにかく仕草というか反応というか、いちいち可愛らしい成瀬順ちゃんの魅力は出てなかったかもな～ 芳根京子ちゃん、とっても可愛らしくって、ところどころ光ってるんだけど、ちょっとだけ残念だったかも…（雰囲気は可愛らしいんだけど、少し大人っぽく見えたかな～）
主役の王子・中島健人くんは想定内、野球部のエースの寛一郎くんもまずまずよかったです… 仁藤役の石井杏奈さんにはまったく不満はないんだけど、石井杏奈さんは、なんかちょっと太っちゃった気がしますね～（もうちょっと可愛らしくても良かったような…）
アニメ版と一番ソックリだったのは、お母さん役の大塚寧々さんですかね？ 逆に一番不満が大きかったのは、イケメンでちゃらんぽらん先生役の荒川良々さんですかね？（笑） とにかく、どうしてもアニメ版と比べちゃうんですよね～
音楽の良さ、歌の力に関しては、さすが実写版。訴える力は何倍もあったかと思います。ミュージカル苦手な人には、ダメな作品かもしれませんが… ま、そういう意味では、アニメ版も実写版も、好き嫌いが分かれる作品なのかもしれません… 音楽好きで、切ない映画が好きな人にはたまらないものがありますよね～
ぴあ映画生活の作品解説より
2015年に劇場公開され、“ここさけ“の通称で多くのファンに愛された大ヒット・アニメを実写映画化。他人と本音で向き合えない少年、坂上拓実を中島健人、幼い頃に負ったトラウマのせいで言葉を失ったヒロインの成瀬順を芳根京子が演じるなど、今をときめく若手キャストが共演。青春期のもどかしさや切なさを伝えるドラマを体現していく。
アニメ版成瀬順の声優さんだった水瀬いのりさん、同じく高校の生徒役で出ていたみたいなんだけど、正直、まったくわかりませんでした…（笑） 声の印象と顔の印象がまったく繋がりません…
そして、一番の不満点は、エンドロールかなあ？ やっぱ乃木坂４６の曲が流れないのは、ちょっと寂しいモノがある… っていうか、言葉を大事にしていた作品だったので、ラストの音楽に歌詞がなかった（インストゥルメンタルっていうのかな？）のが残念だったな…
できれば、主題歌でも泣ける（感動が残る？）作品であって欲しかったかな？