砂漠の女王ガートルード・ベルの物語 映画「アラビアの女王 愛と宿命の日々」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

20世紀初頭、イラクとヨルダンの国境を引き、イラク王国建国の立役者とも言われているイギリス人女性ガートルート・マーガレット・ロージアン・ベル。(砂漠の女王とも、イラクの無冠女王とも言われているみたいですね~)

イギリスの鉄鋼王の家庭に生まれ、社交界にデビュー。オックスフォード大学を女性で初めて主席で卒業した後は、自由なトラベラーとなり、作家となり、考古学者となり、諜報員となり、アラビアの地に根付き、情熱を注いでいったみたいですね~ そんな彼女の半生を描いた映画が、「アラビアの女王 愛と宿命の日々」でございます…

あまりにも抑揚のない(という表現が当てはまるかどうかわからないけど…)というか、淡々とした映画で、時折り眠気にも襲われ、イマイチ物語を理解する力が足りなくなってしまいました… もう少し、予備知識があった方が楽しめたのかも… なんかイメージ的には、2時間近く、砂嵐吹きすさぶ砂漠の中に置いていかれちゃった気分…




ニコール・キッドマンが主役、しかも「女王」の役を演ずる映画には、ハズレがないだろうと、題名のイメージだけで興味をもって見に行ってきたのですが、ちょっと自分の想像とは違ってました… 女王と言っても、今回の場合は「無冠女王」ですからね… 2度の恋に破れ、結局は一生独身で過ごすという運命だったみたいです…(これは、かなりネタバレですね… ま、でも、ある程度の予備知識があったほうが、見やすいと思って書いております…)

お相手の男性役が、ジェームズ・フランコ、ダミアン・ルイス、ロバート・パティンソンと、次々にいい男達と出会っていくわけですが、結局、うまくはいかないわけですね… まさに悲運ってことです…(2時間吹き続けている砂漠の砂嵐と、なんかリンクしちゃうわけです)

わたしは、ちょっと苦手な作品だったとしか言えませんが、砂漠好きな人には堪らない作品になっていると思われますよ~(そんな人、いるのかなあ?) ニコール・キッドマンのファンの方は、楽しく見られると思います!(これなら、いるでしょ~)




ぴあ映画生活の作品解説より
ニコール・キッドマン、ジェームズ・フランコ、ロバート・パティンソンら豪華キャストの共演で贈るスペクタクル・ロマン。雄大なアラビア砂漠を舞台に、20世紀初頭、探検家、作家、考古学者、情報員として活躍し、愛に生きた実在の女性ガートルード・ベルの知られざる物語を綴る。監督は『神に選ばれし無敵の男』のヴェルナー・ヘルツォーク。






これから、この作品と出会う方には、砂漠の中で迷子にならないように、ある程度の予備知識をもって鑑賞されることをオススメいたします…

砂漠の中に一人で置いておかれるのは、辛いモノがあります…