秋田シネマパレで上映しているときは、残念ながら見られなかったんだけど、今回ようやくDVDで見ることが出来ました…
東日本大震災関連の映画なので、ある意味、覚悟を決めての鑑賞だったんだけど、まさか、ここまでの描写があると思っていなかったので、別の意味で、もうちょっと覚悟して見ればよかった…という、かなり過激な映画になってました… かなりビビった…
実は、この映画の監督・脚本が奥田瑛二さんだったこと、忘れてました… しかも、上映後のエンドロールで、スーパーバイザーとして安藤和津さんの名前も発見… つまり、安藤家の関係者が4名もいて、作った映画だったと言うことになりますね~
大震災で心に問題を抱えた男女の物語ということは知ってましたが、それだけじゃなく、別に大きな「心の問題」を抱えて生きていく男女の物語でした… 震災の問題なんか、オマケのような感じがありましたよ…
Yahoo映画の解説より
モントリオール世界映画祭グランプリ受賞作『長い散歩』などの奥田瑛二が、娘の安藤サクラとその夫・柄本佑を主演に迎えた人間ドラマ。
東日本大震災によって、それぞれに心の問題を抱えた男女が、帰郷できない現実にぶつかりながらも人生をやり直そうと懸命に生きるさまが描かれる。和田聰宏、宮崎美子、平田満ら実力派が共演。大震災で心のよりどころをなくした若者たちの姿を通し、絶望から再生していく物語が胸に迫る。
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柄本佑&安藤サクラの初共演、同じラーメン屋にいたり、道路ですれ違ったりするシーンはあるものの、特に絡むことはなく… 映画としては、「今日子の場合」+「修一の場合」の2本立てという感じになってましたね~ それぞれの悲しく切ない人生には、なかなか共感できない部分も多く、感情移入することまではできなかったなあ~
まわりの出演者たちが、ものすごく印象に残る方ばかりでしたね… 佑くんの母親役の宮崎美子さんは、相変わらずの悲劇の母親役でした…(こんなん、ばっかり) 彼を支える素敵な女性を、若手女優の小篠恵奈さんが熱演でした…(「タイヨウのうた」のYUIさんみたいな感じでした) カンニング竹山さんが、サクラさんの上司役で出てましたね~ 嫌らしい役でしたが、かなりインパクトありました…
奥田瑛二監督が、震災のボランティアのために向かった被災地の現状を見て、「これは、映画として残さなければ…」と作った映画のようです。震災から数ヶ月後の南三陸町の風景は、かなり悲惨です… 改めて、震災の酷さを確認してしまった映画になりました… 内容は、かなり過激なモノなので、あまりオススメは出来ませんが、こんな映画があったことを知っていただけると嬉しいですね~