主演は、『レイチェル・マクアダムスが見たくて見た映画「ミッドナイトイン・パリ」』で、その彼女より可愛くって、気になっていた女優マリオン・コティヤールなんですよね~ 今回の役は、そのときの可愛らしい印象を、思いっきり裏切っちゃうような過激な役でしたね! その昔(彼女が10代の頃?)、「クロエ 無垢な娼婦」っていう映画で、純真無垢な少女が悪い男に影響されて、どんどん堕ちていくっていう役もあったけど、今回は、それ以上に過激な役だったなあ~ ちょっとビックリ…
事故で足を切断してしまった彼女が、前に進めるようになるまでの、感動的な映画と思いきや、過激なシーンが多くて、驚いちゃいました… R-15だったからある程度は覚悟していたんだけど、これって、そのレベル以上じゃないかと… いろんな意味で、女性としての再生物語でしたからね… 不可欠な演出だったのかもしれません…
映画.comの解説より
両脚を失い絶望した女性が、ひとりの男性との出会いを経て再び人生に希望を見出していく姿を描いた人間ドラマ。主演は「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のオスカー女優マリオン・コティヤール。監督は「真夜中のピアニスト」「預言者」の名匠ジャック・オーディアール。
南仏アンティーブの観光名所マリンランドでシャチの調教師として働く女性ステファニーは、事故で両脚を失う大怪我を負い、失意のどん底に沈む。そんなある時、5歳の息子をひとりで育てているシングルファーザーのアリと出会い、不器用だが真っ直ぐなアリの優しさに触れたステファニーは、いつしか生きる喜びを取り戻していく。
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映画を見て、とにかく印象的だったのが「光」だったんですよね! 「預言者」等の映画で、カンヌ国際映画祭等でも受賞経験のあるジャック・オーディアールさんの演出のこだわりだったのかな? 眩しい日差しが差し込むような映像が、何回も出てくるんですよね~ 「光射す方へ、一歩ずつ、ふたりで」 まさに、ポスターに書かれているこの言葉、この映画の大きなテーマだったんでしょうね~ 「光」の部分と「影」の部分の対比が、とても印象に残る映画でした…
もう一人の主役、マティアス・スーナールツ(絶対覚えられない、この名前…)のシングル・ファーザーとしての物語も、なかなか見応えアリでしたね… 女性にだらしない、子供の面倒なんか見ない「悪いお父さん」だったけど、彼の父親としての成長物語としても、見られる映画です! まさに「そして、父になる」って感じ… 乱暴者なんだけど、障害を持つ女性に対して、なんの偏見もなく接することのできる優しさには、感心しちゃいました…
あまりにも激しいシーン(彼のエッチ、激しすぎる…)が続くので、簡単にオススメできる感動ボロ泣き映画ではないんだけど、見終えた後、充実感のある映画にはなっていると思いました…