上野樹里さんは、映画「チルソクの夏」でも陸上選手役でしたね。本人も中学時代陸上部だったこともあり、この映画でも、ものすごくいい走りを見せてくれます。見てると惚れ惚れしますよね~。「速いっ!」って感じがします!(かっこいいよ~)
もう一人の主役の三浦春馬くんは、陸上経験はあるのかなあ? サッカーをやってたみたいだけど、運動神経がいいんでしょうね。 しっかり駅伝選手を演じていました…
原作マンガのことをよく知らないので、今回初めて見た映画、まったく初めての内容でした。前々から見たいと思っていた作品でした。箱根駅伝ファンとしては、駅伝という種目ならでのドラマを十分堪能することができました。スポーツ青春ものの映画って、結構作るの難しいと思うのですが…
goo映画の解説より
1994年から2001年まで「ビッグコミック・スピリッツ」誌に連載され人気を博したコミック「奈緒子」を、『ロボコン』や『さよならみどりちゃん』など、秀作青春映画を生みだした古厩智之監督の手により映画化。主演映画が目白押しの上野樹里、三浦春馬を筆頭に、駅伝チームのメンバーにはこれからの日本映画界を担っていくであろう若手俳優が出演していて要注目だが、コーチを演じた笑福亭鶴瓶の存在感が出色。生徒たちに対しての優しさと厳しさ、そして奈緒子と雄介に向けた温かいまなざしに、涙すること必至だ。加えて、風光明媚な長崎県壱岐(物語の中では“波切島”)の美しい風景にも注目してほしい。
あまりにも事件がいっぱい起きてしまって、現実のものと思えない感じがちょっと違和感がありましたが、それがマンガなんですよね~ そして、映画の世界です… その世界には、こちらもどっぷり浸からないとダメですよね!
喘息の治療で島に療養に来ていた奈緒子(上野樹里)が、走ることの好きな少年・雄介(三浦春馬)に出会う… 誤って海に落ちてしまった奈緒子を助けようとして亡くなってしまう雄介の父。まさに、マンガ的な出会い。そして、マンガ的な再会…
その二人の事情を知って、二人の止まった時間を動かそうとする陸上部監督が鶴瓶師匠ですね~。雄介の父と一緒に陸上をやっていた仲間といった設定もできすぎ… 病気にもなっちゃうし… まさにマンガ的…(鶴瓶師匠は、最近、映画に良く出てますね~ 立派な俳優さんになってますね… 個人的には、ものすごくいい加減そうな監督さんで、ちょっと嫌いな役でしたが…)
駅伝そのもののレースのわくわく感・感動より、上野樹里と三浦春馬が二人で走ったシーンの方が感動的だったなあ~ 人を信じるっていう大事なシーンでしたね。
この作品、どうして「奈緒子」っていう題なんだろう? 奈緒子だけが主役っていう感じじゃなく、どちらかと言えば駅伝の方が重い気がするんだけど… あるレビューに、原作を読んでる人には「奈緒子」っていう題名の意味がわかるって書いていたんだけど…
奈緒子(上野樹里)が、最初から最後まで笑顔のない役だったのが、ちょっと気になったなあ~ これにも、なんか意味あるんでしょうね?