日本の農林水産品の海外輸出額が年間で1兆円を初めて超えることになりました。

2012年の安倍政権発足当時は約4400億円でしたが、地方の所得向上と活性化のために、官房長官の時から取り組みを進め、私の内閣でも強力に推し進めてきました。

日本の素晴らしい農林水産品は海外で大変人気ですが、以前は、役所の縦割りと煩雑な手続きによって、輸出しづらい環境でした。

そこで、法改正をし、農水省に「輸出本部」をつくり、各省に分かれていた検査や認定、輸出相手国との国際交渉などを一元的に統括することにしました。

そうした環境整備で、生産者の創意工夫が発揮され、牛肉、日本酒、果物から海産物など、各地の素晴らしい農林水産品の輸出拡大が続いています。

これまでの関係者皆様のご尽力に敬意を表します。

2030年に5兆円という高い目標に向け、更に政策を進め、地方の活性化に繋げてまいります。