北海道、東京都、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県について、緊急事態宣言を延長し、6月20日までとすること、

埼玉県、千葉県、神奈川県、岐阜県、三重県、について、まん延防止等重点措置の期間を延長し、同じく6月20日までとすることを決定いたしました。
 
全国の新規感染者数は、今月中旬以降減少に転じていますが、依然として増加傾向にある地域もあり、予断を許さない状況にあります。

また、感染力が強いとされる変異株への置き換わりが進む中で、実施される対策の効果が、感染者数の減少につながるまで、以前より、長い時間を要しています。
 
大きなリバウンドを起こさないためにも、もう一段の対策を徹底する必要があります。

度重なる延長は、大変心苦しい限りですが、感染を抑え込み、収束へと向かわせるため、感染防止とワクチン接種という「2正面作戦」の成果を出すための極めて大事な3週間です。
ご理解とご協力をお願いいたします。
 
ワクチン接種の加速化を実行しています。

ほぼ全国の市町村で、高齢者を対象とした接種が開始され、接種回数は、1日40万回から50万回で進み、これまでに、医療従事者も含め1100万回を超える接種が行われました。

自治体関係者、医療従事者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 
多くの医療機関の参加や都道府県で大規模接種センターを開設する動きが続いています。

打ち手の確保などの課題には、国としてもしっかりとサポートし、できることは全てやります。

来月中には、高齢者接種の見通しがついた市町村から、基礎疾患がある方を含めて、広く一般の方にも、接種を開始します。
 
「ワクチン接種の加速化」という、これまでにない新たな挑戦に、内閣の総力をあげて、やり抜きます。

私たちの力を結集すれば、必ず、ウイルスに打ち勝つことができます。
私自身がその先頭に立ち、この戦いに立ち向かい続けます。

皆様のご協力を心よりお願いいたします。