宮城県、大阪府、兵庫県において、4月5日から5月5日までの期間、まん延防止等重点措置の実施を決定しました。

新規感染者数が特定の地域を中心に、急速に増加していること、医療提供体制のひっ迫が懸念されていることなどから、実施を決定しました。

この重点措置は、区域、期間を限定し、集中的に対策を講じることで、緊急事態宣言に至ることを防ぎ、感染拡大を食い止めるものです。

指定する区域では20時までの飲食店の時間短縮を行い、実効性を高めるために罰則を適用できるようにします。飲食店への協力金は、事業規模に応じた仕組みとします。

集中的な対策として、
・変異株の監視体制の強化、不要不急の外出、他の都道府県との往来の自粛のお願い

・飲食店の見回りの実施や、アクリル板や入店時のマスク着用などの対策の要請

・区域内の高齢者施設における、2週間に1回程度の検査を働きがけ

・コロナ用病床や軽症者用ホテルを最大限確保

感染対策に奇策はありません。基本的な感染対策を続けることが大事です。ワクチン接種が行き渡るまで対策を粘り強く進め、感染拡大を食い止めます。各地で発生する波を全国規模にしないために、今回の地域を絞った措置により、感染を封じ込ていきます。

国民の皆様の引き続きのご協力をお願いします。