昨日、全世代型社会保障検討会議に参加し、長年の課題である、少子化対策について議論しました。

 我が国の未来を担うのは、子供たちです。これまで、幼稚園、保育園、大学、専門学校の無償化などを進めてきました。

 今後も、若い人たちが将来も安心できる、全世代型社会保障制度を構築してまいります。

 まず、当事者の気持ちに寄り添いつつ、出産を希望する世帯を広く支援し、ハードルを少しでも下げていくために、不妊治療への保険適用を早急に検討し、本年末に工程を明らかにします。また保険適用までの間は、現行の助成措置を拡充します。

 また、待機児童の問題については、保育園のほか幼稚園、ベビーシッターなど地域のあらゆる資源を活用し、この問題に終止符を打つべく、本年末に新たな計画を定めます。

 さらに、夫の休日の家事・育児時間が長い夫婦ほど、第2子以降が出生する割合が高いという調査結果もあり、出産直後の時期に、男性が育児休業を取得しやすくする制度の導入を図ります。

 その上で、安心して子供を産み育てられる環境をつくり、女性が健康で活躍できる社会を実現してまいります。

 本検討会議は、本年末に最終報告を取りまとめたいと思います。

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#少子化対策