今月から、「未来投資会議」を拡大強化し、ウィズ・コロナ、ポストコロナの時代の新たな社会像への議論を始めました。

新型コロナウイルス感染症により、経済社会環境の前提が大きく変わりました。
「三密」を避ける、マスクの着用、手洗いといった新しい生活様式のもと、感染拡大を防止しながら、経済活動を拡大していかなければなりません。

そこで、安倍政権の成長戦略と構造改革の司令塔である「未来投資会議」を大幅に拡充して、
医療分野の専門家など幅広い分野から有識者に加わっていただくこととなりました。

一極・大都市集中、特定の場所で問題が起きれば全てのサプライチェーンが崩壊するような、経済社会を変革し、
在宅勤務や時差出勤といった新しい働き方や、リモートワークによる地方創生の推進、
変化への対応力、復元力を持った社会像
脱炭素社会・循環経済の実現といった持続可能性を持った社会像を議論していきます。

今月からヒアリングを始め、第一回目は既にリモートワークを行いつつ、実際に地方に移住された個人の方や、仕事のやり方を見直してテレワークを拡大された企業からヒアリングをおこないました。
次いで、自然免疫と対人距離の確保を通じた感染拡大の抑制の可能性、人の流れを回復するための検査体制の整備、また各国間の出入国の円滑化と渡航制限レベルの見直しなどについてご意見をいただきました。

これからヒアリング、議論を重ね、年内に中間取りまとめを行う予定です。
感染拡大防止を図りながら、経済活動を拡大して生業や雇用を守るために、議論を尽くしてまいります。