一昨日、第200回臨時国会が開会しました。

7月の参議院選挙の後、はじめての本格的な国会となります。
引き続き経済を最優先に国民の皆様にお約束したことを一つひとつ実現していく国会にしなければなりません。

安倍内閣では農産品の輸出に力を入れ、輸出額を約2倍の9千億円まで伸ばしてきました。
この勢いをさらに加速させて、安全安心で高品質な日本の農産品輸出を拡大するための法案を提出します。
また先月に首脳間で合意した日米貿易協定も提出予定です。
昨年9月の共同声明に沿って、日米双方にとってウィン・ウィンとなる結論を得ることができました。
世界のGDPの3割を占める日米の今回の協定は、我が国経済の更なる成長につながると考えています。今回の協定は、自動車産業を含む生産者、農業者、そして同時に消費者にとっても、将来の利益となる協定ができたと思います。

こうしたものを含め15本の法案、2本の条約を提出する予定です。

また、安倍総理は所信表明演説の中で憲法審査会での議論を呼びかけました。
憲法改正について「各党が国会で具体的に議論すべき」という意見が7割を超えている世論調査もあります。
憲法審査会において、各党がそれぞれの考え方を示した上で、建設的な議論がなされることが望ましく、憲法改正を党是とする自民党はその議論をリードしていかなければなりません。

昨日ちょうど自民党公明党が連立政権をつくってから20年を迎えました。
自民党公明党が連立を組むことによって、安定した基盤のもとで、様々な政策を前に進めることができたと思います。
参議院選挙でいただいた安定した議席のもと、国民の皆様からの信頼に応えるべく、第200回という節目の国会で、政治を前に進めてまいります。