今日、大阪での「拉致問題を考える国民の集い」への参加に加え、外国人観光客の受け入れの取り組みを視察しました。

「拉致問題を考える国民の集い」は全国で国民の皆様に拉致問題への理解を深めていただくために、地方自治体と共催で年に4回程度開催され、10年以上続く取り組みです。
大会では、拉致問題担当大臣として、全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、全力を尽くしていく考えを、改めて申し上げました。
二度目の米朝首脳会談が発表されています。
あらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動してまいります。

外国人で賑わう大阪の心斎橋と黒門市場を視察しました。
黒門市場では、市場全体で外国人の受け入れに取り組み、ユニークなサービスを次々に生み出して、外国人の楽しめる観光地となっています。
売り上げが最も多いというお店の方とお話ししたところ、8割が外国人の方だそうです。
政府としては、こうしたまちぐるみでの創意工夫あふれる取り組みを積極的に支援していきます。

また、東京駅、新大阪駅で、非常時における外国人向けの情報提供の改善状況を確認しました。
昨年夏以降の一連の自然災害を受けて、9月に緊急対策を講じましたが、この年末年始にも、情報提供に不十分なところがありました。
そこで、今月からはガイドラインを策定し、原則4か国語による10分間隔での構内放送、QRコードによるホームページへの誘導と30分毎の更新など、鉄道会社で新たに取り組みを始めます。

今年は「2020年4000万人」の目標を実現し、我が国が真の観光立国となるための「勝負の年」です。
今回視察したような地域の良い取り組みが全国に広がり、外国人観光客が気持ちよく旅行できる、真の観光立国が実現するよう全力をあげてまいります。