今週、安倍総理はアメリカを訪問し、トランプ米国大統領と2日間にわたり、3度で計4時間の首脳会談を行いました。
北朝鮮と経済について非常に率直な意見交換が交わされ、非常に有意義な訪米となりました。
北朝鮮に関しては、両首脳は米朝首脳会談を含めた今後の北朝鮮への対応について日米の方針を綿密にすり合わせました。
安倍総理からの要請を受け、両首脳は米朝首脳会談において拉致問題を取り上げることに合意しました。
また、北朝鮮が完全かつ検証可能で不可逆的な方法で、核兵器をはじめとする全ての大量破壊兵器及びあらゆる弾道ミサイル計画を放棄する必要があることも確認しました。

また、経済分野に関して、「自由、公正かつ相互的な貿易取引のための協議」を開始することで合意しました。
日米双方の利益となるように、日米間の貿易・投資を更に拡大させ、公正なルールに基づく自由で開かれたインド太平洋地域を実現するために、具体的方策を議論していくことになります。

両首脳は計4時間の会談に加え、食事やゴルフなど、くつろいだ雰囲気の中で多くの時間を共に過ごし、信頼関係をいっそう深めることができました。

日米関係がこれほど強固であったことはこれまでになく、安倍政権発足直後の米国との距離感と比べると隔世の感があります。
盤石な日米同盟の下、韓国、さらには中国やロシアを含む国際社会と連携して、国民の命と平和な暮らしを守り抜いてまいります。