こんにちは。

今週、安倍内閣が発足してから500日を迎えました。
安倍総理から「経済の再生」「東日本大震災からの復興」「危機管理の徹底」を最優先課題として、全大臣が担当大臣になったつもりで当たるようにという指示のもと、脇目も振らず走り続けてきました。
振り返ると、必要なことを迅速かつ着実に進める中で、次から次へと予想もつかないことが起こり、息つく間もないほど緊張の連続でした。

女性の活躍支援、健康・医療の増進、観光立国などに加え、農政改革、電力改革など、これまでできなかった改革にも着手しました。
アベノミクスの3本の矢により、日本を覆っていた暗い空気を一掃させ、日本経済は株価、失業率、賃金などどの経済指標を見ても確実に上向いています。
復興体制強化、汚染水対策、中間貯蔵施設対策、
さらにアルジェリア事件、日米首脳会談、日本版NSCの創設、辺野古埋め立て承認など、
全てに全力投球してきました。

500日間閣僚が一人も変わらないというのは、戦後最長になるようです。
これは、国民に負託に応えるべく、総理を先頭に全閣僚がチームワークよくそれぞれの役割を果たし、与党と力を合わせてきた結果だと思います。

安倍内閣は経済再生と財政健全化という二兎追うような難題を同時に達成することを目指しています。
そのためにも、最大のチャンスを迎えているデフレ脱却を成し遂げ、消費税率引き上げも経済の腰折れを招くことなく乗り切らなければなりません。
現在、「好循環実現国会」と位置づける通常国会に臨みつつ、6月に決定する骨太の方針に盛り込む新たな成長戦略の取りまとめに向けた議論を進めているところです。

これからも安倍内閣は、国民の皆様の期待に応えるべく、結果を出すことにこだわり、政治主導で着実に日本を前に進めてまいります。



平成26年5月10日

内閣官房長官
菅 義偉