《すが義偉の一便入魂!vol.158》
こんばんは。

先週、衆議院総選挙が行われ、自民党は294議席を獲得し、政権に返り咲くこととなりました。
私自身も、選挙区をほとんど留守にする選挙戦でしたが、多くの方々のご支援ご協力をいただき、6期目の当選を果たすことができました。

自民党がこれほどまでに議席を伸ばしたのは、民主党政権の3年3ヶ月に有権者が怒り、大きく失望したこと、その反動として安定して信頼できる政治を自民党に期待した結果だと思います。
国民から寄せられた期待と大きな負託に応え、政治が変われば物事が前に進むことを国民に示し、着実に結果を出さなければなりません。
そのために、自民党は一丸となって努力し、重い責任を果たしていくという覚悟を新たにしています

まず取り組むべきは東日本大震災からの復興です。
自民党が政府に具体的な提案をし、議員立法を提出するなど、与野党が全面協力したことから、復旧・復興に必要な予算や制度は整っています。
しかし、政治が官僚機構を動かせていないことが復興の遅れにつながっています。
復興庁を本格的に稼動させ、予算、制度を最大限に活用して復興を加速させていかなければなりません。

そして経済の再生です。
選挙の応援で全国を飛び回り、多くの有権者と接する中で、都市部農村部を問わず最も多かったのが、経済を何とかしてほしいという切実な声でした。
経済の司令塔として、経済再生本部を早期に立ち上げ、前政権下で休眠状態にあった経済財政諮問会議を本格稼動させます。
円高・デフレを脱却するための大胆な金融政策、早期の補正予算をはじめとする財政政策、成長分野への集中投資や規制改革による成長戦略など、ありとあらゆる政策を総動員して経済を成長させます。

新しく誕生する安倍内閣総理大臣のもと、自民党は結束して日本の危機を突破しなくてはなりません。
私もその一員として、復興、経済はもとより、外交・安全保障、教育など、山積する待ったなしの課題に全力を挙げるとともに、日本が将来に向けて力強い一歩を踏み出せるよう全力で行動してまいります。


平成24年12月22日

自民党幹事長代行
衆議院議員
菅 義偉