《すが義偉の一便入魂!vol.155》
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こんにちは。

本日の衆議院が解散され、十二月四日公示、十二月十六日投票で総選挙が行われることとなりました。

現在の日本はとてつもない国難にあります。
東日本大震災からの復興は遅々として進まず、竹島、尖閣諸島などわが国の領土が脅かされています。また、長引くデフレ・円高によって経済は低迷し、若い人たちは未来に夢や希望が見いだせないでいます。

民主党は、政権にあった3年余りの間、マニフェストの主要政策をことごとく実現できないばかりか、党内抗争に明け暮れ、失政を重ねて日本を危機的状況に追い込みました。
選挙直後には300人を超える議席を誇りながら、離党者が相次いで今や過半数を割り、政権が崩壊して野田内閣は解散しました。
目指す国家像のない、選挙目当ての寄せ集め集団として当然の帰結です。
政党は、単なる選挙互助会であってはならず、共有する国家観、政策こそ重要なのです。

自民党は、国民の皆様から厳しい審判を受けて野党に転落して以来、何をなすべきか、どうあるべきか、自らに問い続けました。
党の基本方針である綱領を見直し、党是でもある憲法改正に向けて原案を示しました。
党改革も着実に成果を挙げています。
総裁選で無派閥の安倍総裁と石破幹事長が決選投票で争ったことが象徴するように、脱派閥が進んでいます。
世襲も大幅に減り、新人支部長98人のうち世襲にあたるのは8人、平均年齢も43才と若返りました。

危機にある日本を立て直す。
子どもからお年寄りまで安心して暮らせる、国民一人ひとりが夢や希望を持って人生を送ることのできる、強い日本、豊かな日本をつくりあげる。
自民党は、安倍総裁のもと決意と覚悟を新たにしています。

誰がこれからの日本を担うのに相応しいか。
自民党は考えや政策を公約でわかりやすく示し、選挙選を通じて堂々と国民に支持を訴えます。
私も幹事長代行として自民党候補者の応援で全国を回り、政権奪還に全力を尽くしてまいります。


平成24年11月16日

自民党幹事長代行
神奈川二区支部長
菅 義偉