先週日曜日に統一地方選挙が投開票され、横浜市では神奈川県知事、神奈川県議会、横浜市会と3つの選挙が実施されました。

神奈川県知事選挙では、私が中心になって擁立した、黒岩祐治候補が170万票余りを獲得し、他の候補者を大きく引き離して当選しました。
松沢知事が東京都知事選へ突然出馬表明したために、慌ただしい候補者選びとなりましたが、黒岩氏という、強い発信力とリーダーシップを兼ね備え、神奈川県の顔に相応しい知事を誕生させることができました。
これからは、黒岩氏が選挙戦を通じて訴えた、防災や医療体制の充実、太陽光発電の普及など、いのちを守り、地域の魅力を高める政治を、ともに協力して実現してまいりたいと考えています。

自民党は、神奈川県議会においては改選前から4議席増、横浜市会においても定数が6減る中で2議席増と、圧勝といえる内容で、県議会、横浜市会ともに引き続き第一党となりました。
私の選挙区である横浜市西区、南区、港南区でも、皆様のお力添えにより、全ての自民党候補者が当選を果たしました。
これまで培ってきた地域の皆様との絆を大切にし、当選した市会、県会の議員としっかり連携して、地方議会第一党の責務を果たしてまいります。

今回の統一地方選挙では、国民の民主党に対する不信が如実に現れました。
与野党対決となった3知事選で民主党は惨敗し、41の道府県議会選挙では改選前を大きく下回りました。
首都決戦である東京都知事選、さらに24日に行われる衆議院愛知6区の補欠選挙では、民主党は候補者すら擁立できませんでした。

東日本大震災の発生から1ヶ月の間、この危機的状況に与野党が一致して対応するべく、自民党は政府に全面的に協力してきました。
近く提出される第一次補正予算と震災復興関連法案も迅速に審議する方針です。
しかし、菅総理の震災対策や、原発事故への後手後手の対応をはじめとする相次ぐ失政を見れば、もはや菅総理が国民の生命と財産を守ることができないのは明らかです。
私達は危機的な状況だからこそ菅総理をかえなくてはならないと考えています。
これらの予算や法案の審議が終われば、この国難を乗り越えるために、菅総理に早期の退陣を求めてまいります。