一昨日、愛知県知事選挙に出馬する大村秀章氏を応援するため、名古屋へ行きました。

大村氏は当選5期の同期であり、地方分権や成長戦略の推進を目指してきた仲間です。
今後とも自民党と愛知県の保守の再生に向けて尽力すると言明しています。今後は知事の立場から、地方改革を行い、
地方から国を変えていく勢力として、新しい「国のカタチ」を創る同志として共に活動できることを期待しています。

この選挙には大村氏の他、自民党愛知県連が独自に推薦する元総務官僚も候補者になりますが、党本部としては機関決定をしておらず、何れの候補にも「公認」や「推薦」を与えていません。
党本部と地方組織である県連の方針が異なることは過去にも例があることです。
県連が推薦したからといって、党本部がそのまま追随するのではなく、これまでは全国や国会への影響を総合的に考慮してきました。

民主党政権が内政・外交に行き詰まり限界が見えている中、それでも自民党に支持が戻らないのは、
自民党がまだ改革意欲が足りない、民意を汲み取れていない、さらには国民に向けての情報発信が欠けていると思われているからです。
その民意を謙虚に受け止め、党改革のために立ち上がらなければなりません。

そうした中で、地元紙の調査によれば、愛知県民の民意はせきを切ったように大村氏に流れているという大勢であり、党本部はそうしたことを踏まえて大局的な判断をすべきです。
また、公明党も大村氏支持を決定していますので、この判断は今後の国会運営の流れにも影響します。

愛知県知事選挙は来る統一地方選の前哨戦であり、その後に民主党議員の市長選挙転出に伴い4月24日に行われる衆議院補選も含め、
その結果は愛知県を超えて全国にまた国会運営に大きな影響を及ぼし、さらに解散総選挙をも左右する極めて重要な選挙になることを認識すべきです。

大村氏を支援することは自民党再生の一環でもあり、今後の政治情勢を考えれば自民党の党勢拡大にもつながるとの信念のもと、今後も精一杯応援していきます。