せっかくブログをはじめたので今年の振り返りをしておきます。

おどろきと戸惑いとありがたみを感じた一年でした。

 

これまで入院するような大きな病気をしてこなかった人生でとつぜん腫瘍が見つかって

多いときは週4で病院にかかり、ありとあらゆる検査をして

入院と全身麻酔での手術をして

お医者さんや看護師さん検査技師さん事務員さんそのほかたくさんの

病院関係者の方々に見守られ支えられ励まされ

わからないことをぜんぶ教えてもらって、

友達にそっと見守られ気遣われ、神社で健康祈願をしてもらい(ありがたい)

勤めている会社には「治すことだけを考えろ、給料は満額出す」と言ってもらい

(トータル三か月弱休みましたが給料もボーナスも満額ほんとうに出してくれた)

(ありがたいしかない)

みなさまの収めた健康保険料に支えられて三割負担で治療を受けることができ

治療に関して必要なことを妹にすべて引き受けてもらい

いろんな人の心をありがたく受け取りながら過ごした2022年でした。

 

がんだってわかってから2か月?くらいは

電車乗って過呼吸気味になり途中で降りて休憩をはさみ

音楽も聴けず、まんがも小説もあたまに入ってこず

仕事をしていても突然不安に襲われて休憩をさせてもらい、

家ではただただ名探偵コナンを見て過ごし(これだけはなぜか大丈夫だった)

ました。(記録)

いまもときどき不安に襲われてはリラックスを心がけることがありますが

おおむね平常の生活を送れています。

「なんで私ががんに?」という考えにはならなかったのですが(その辺は不思議と受け止められた)

今後のことを考えると気が遠くなる、というのがしっくりくる、そんな心境です。

がんになってよかったとは全然思いませんが、まあ、仕方ないから一緒に生きましょうね、と

のんびり構えてます。

痛みがいつまで抑えられるか、今後肩がどうなるのか(手術を含め)わかりませんが、

来年も周囲への感謝を忘れず、

考えすぎず、のんびり、やりたいことを先送りしすぎずに楽しく過ごしたいと思います。