(立憲民主党の末次精一です。衆議院長崎4区より立候補予定です)

先週の3月11日は、東日本震災から10年が経過しました。メディアでは関連するニュースが取り上げられ、テレビなどで復興の状況を目にされた方も多いでしょう。

 

それを見てどう感じられたか。

 

現状は、避難生活を送る人はまだ4万人もいます。そして、被災地の42市町村の人口減少率は全国比の3倍にもなるそうです。

 

 

(被災者の半数以上が復興していないと感じています)

 

 

私は気になって「復興」の意味を改めて調べてみました。

復興⇒「一度衰えた(こわれた)ものが、再び盛んに、また整った状態になること」

ならば、現状が整った状態と言えるのか。

 

それでも安倍総理は復興五輪と世界にアピールしました。福島の原発事故での汚染水は「完全にコントロールしている」と世界にアピールしながら、現実はその処理水はもう保存できないところまで来ています。

 

 

 

10年たって改めて思うことは、復興と言いながら、その対策を行ってこなかった安倍総理の「うそ」のひどさです。

 

 

(私の辞書にうそという言葉はありましぇーん)

 

そして、安倍政治を継承するとして始まった菅政権は、首都圏1都3県に発令中の緊急事態宣言について、21日までで解除し、3度目の延長は見送る考えを示しました。

 

 

(詳しくはこちらから)https://news.yahoo.co.jp/articles/52241d155ab9ca69334d312112ed911b5f34dfd8

 

 

再延長した理由だった病床の指標が改善傾向にあるとのことですが、新規感染者数が下げ止まっている現状を見ると、遠からず第4波が来るのではとすでに不安を感じておられる方も多いと思います。

 

 

実際、厚労省の専門家は「もう打つ手がない」との意見が出ているそうです。

 

(お手上げです)

 

 

 

ただ、果たしてそうなのかと私は考えます。

 

 

なぜなら、コロナの感染のルートは、これまでの感染の現状で、かなり明らかになってきていると思うからです。

 

まず、コロナの特徴はエアロゾル感染(私は、院内感染や大型客船などでのクラスターの発生から空気感染もあると考えます)するという点。そして、コロナウイルスの接触(飛沫)感染はそこまで多くはないと推察されます。

 

なぜなら、(空気感染せず)接触感染で広がるインフルエンザの感染者は、この一年は激減しているという事実からです。それは、おそらく手洗いやうがい、アルコール対策が功を奏しているからと想像できます。

 

そうすると、感染対策が絞れてくるのではないのでしょうか。

 

まず、空気感染に対しては、次の研究結果が活用できると考えます。

 

(世界初)オゾンによる新型コロナウイルス不活化を確認(奈良県立医科大学)

https://www.naramed-u.ac.jp/university/kenkyu-sangakukan/oshirase/r2nendo/documents/press_2.pdf

研究結果は「今回の研究では、オゾンにより最大1/10,000まで不活化することを確認しました。 これは、オゾンの実用的な条件下で、新型コロナウイルスを不活化できることを示しています。」

という内容です。

 

 

低濃度オゾンによるコロナウイルスの殺菌は短時間で行われ、その機器も結構出回っています。

 

私が経営している事業所でも、女性社員の昼の休憩所に低濃度オゾン発生器を早速導入しています。

 

 

政府も、国としてこの研究結果を認証し、低濃度オゾン発生器の普及を対策として加えるべきです。

 

 

 

 

次に、感染経路として大きな割合を占めていると考えられるのが、人と人との会話でのエアロゾル感染。

これの対策はやはりマスクです。(マスクの効果については、私のブログ「改めて、マスクの効果の科学的検証です」https://www.go2senkyo.com/seijika/73590をぜひご覧ください)

 

マスクの効果については2つ。

1つはそのディフェンス力。マスクにより、かなりのウイルスを防御出来ます。

そして、すべてのコロナウイルスを防ぐ事は出来ないにしても、マスクをしている人は95%が無自覚の軽症だった一方、マスクをしていない人の同じ軽症率は20%以下という調査結果が出ています。

 

 

 

2つめはマスクの着用により、結果的に免疫力がUPすること。

 

つまり、マスクにより吸い込むコロナウイルスの量が微量で済んだとすると・・

 

体内で感染は拡大せず、白血球により撃退され結果として抗体が形成されます。

 

それが繰り返されたとすると、結果的に免疫力が高まっていくという事です。

だから、日本と諸外国での感染拡大の差は、やはりマスクの着用によるものが大きいと私は確信します。

 

 

 

そうなると、感染対策が絞れてくるのがはっきりします。

つまり、空気感染には低濃度オゾン、エアロゾル感染にはマスクの徹底、接触(飛沫)感染には手洗いやアルコール消毒です。

 

 

 

 

更に、これによって、いわゆる夜の街(小池知事が盛んにおっしゃっていましたが)対策も出来ます。

 

例えば、接待の伴うお店。

ここでは、低濃度オゾンの機器を装備してもらい、お客は全員マスク着用。グラスに口をつける時はマスクをずらして飲めば対応できます(実験してみて全然大丈夫でした)そうすれば女性までマスクをする必要性は低くなってきます。

(夜の街もこれでOK)

 

 

そして、飲食店。

飲食店でマスクを着用し続けるのは無理があると思いますので、低濃度オゾン機を取り付けた上で、お客同士の間にアクリル板を置けばかなりの防止効果があると思います。後は、食事を先に済ませ、会話中はマスクを着用すれば問題ないでしょう。

 

更に言えば、次亜塩素水を含んだのマットを店内の入り口に設置するといいでしょう。

コロナウイルスは、路上にも拡散されている可能性もあるでしょうから、靴に付いたまま室内に持ち込んでいることも多々あると思います。

海外で家庭内感染が爆発的に広がったのも、私は靴のまま自宅に入る生活習慣が関係していると思っています。

(これも政府は立証実験すればいいと思うのですが)

 

 

これらを飲食店に徹底する。もちろん、機器への補助は出します。そして、それを徹底する飲食店へのインセンティブ(動機付け)として、飲食料の例えば50パーセントを国が負担するのです。

 

 

具体的な数字で言うと、総務省による全国の飲食店の売り上げは月平均1兆7000億です。

(この一年はかなり下がってますねー)

 

すると、国の補助は約8000億円。それが高いかどうかとの話になりますが、ちなみに緊急事態により経済活動が抑制されると月に10兆円の経済損失があるとされています。

 

ならば、月に約1兆円支出することで、日常の生活をしてもらいながら(マスクの制約はありますが)コロナの拡大を抑えていく対策になると考えます。

 

飲食店だけではなく、旅行業界や他のサービス業も同様の対策でかなり感染を抑えられるでしょう。

 

 

 

 

今の政府のコロナ対策は、大きな魚を捕まえるのに、無駄にお金と時間を使い、小さな小さな網を使って魚を取ろうとしているように見えます。

 

 

もっと、お金をかけずに効率的に魚を取るように出来ると考えますが、​皆さんはどう思われますか?

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

FB、Twitter 等であなたのご意見もお聞かせくださいね。

 

 

 

長崎県のコロナ発生状況はこちらから

https://news.yahoo.co.jp/search?p=%E9%95%B7%E5%B4%8E+%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A+%E6%84%9F%E6%9F%93+%E6%96%B0%E3%81%9F&ei=utf-8

 

長崎県の感染者情報(報道発表資料)はこちらから

https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/hukushi-hoken/kansensho/corona_nagasaki/corona_houdouhaifu/

 

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