(立憲民主党の末次精一です。衆議院長崎4区より立候補予定です)
今日はアメリカ合衆国大統領の就任式があり、第46代大統領としてジョーバイデンさんが就任しました。
式典は日本時間の真夜中にありましたが、寝るのが遅くなったついでについついライブで見てしまいました。
コロナ禍の中にあることで、トランプ大統領の時よりはかなり少人数の式典でしたが、やはり厳粛で高揚感を感じさせるセレモニーでした。
(レディーガガさんの国歌(星条旗)は圧巻でしたー)
https://www.youtube.com/watch?v=0e9ZPe_zKLk (ユーチューブにアップされてましたよ)
そんな感動的な就任式を見ていたときに、ふと30年前のことを思い出しました。
当時の私は28歳。川崎製鉄のエンジニアで、製鉄工場の2次精錬を担当していました。そして、炭素濃度10PPM以下の精錬を世界初成功させたのがあってか、アメリカはオハイオ州のアームコスチールへ技術指導に行くことになりました。
外国に住むのはもちろん行くことも初めてだった私だけに、外人だらけの世界(当たり前ですが)はとても刺激的でした。
(アームコスチールでの私。工場の中です)
そして、実際に暮らしてみて感じたことは、アメリカのパワーでした。確かに鉄鋼産業は技術的な遅れがありましたけれど、アメリカ人そのものはとても生き生きして人生を楽しむことに一生懸命で、日本人にない明るさを感じたのでした。
職場でも同僚のアメリカ人と親しくなり、よく自宅にも招いてくれたり週末いろんなところに(ヨットやコンサート、大リーグ観戦、アメフトも行きましたー)連れて行ってくれました。そんな無限の可能性を感じるアメリカを私は大好きになっていました。
(週末はアパートの近くの公園でよく音楽会が行われ、皆さん楽しんでいました)
ところが、アメリカ暮らしに慣れてきたころに事件が起こりました。
(当時、一番仲良くしていたマイク・パーマーのご家族。元気かなー)
同僚のマイクと雑談をしているときに、ふと、私が大好きになったアメリカ人は日本のことをどう見てるんだろうという疑問が出て来ました。
そこでマイクに「日本人をどう思う?」と聞いた時、口を大きく広げ「スニーキー(ずるい国民)」と一言返してきました。
何でという私に、マイクはその理由を言っていましたけれど、そんな理由より、なぜか私の心の奥底から口惜しさと怒りのようなものが沸き上がってきたのを覚えています。
当時「(日本の)経済は一流。政治は三流」と言われていましたが、私は政治に関してはほとんど関心を示していませんでした。
しかし、そんなノンポリだった私に放ったマイクの一言が、激しく愛国心を傷つけられた感情を発生させたのでした。
それが、私が政治に目覚めた瞬間だったと思います。
そして日本に帰る時、別れ際に「今度会うときは国会議員になって来るよ」とマイクに行ったことを記憶しています。ただ、当時は真剣に政治家になる気持ちはまだなく、なんでそんなことを言ったかなーと思っていましたが、その後、想いが大きくなり、政治とは全く関りがなかった家系にもかかわらず、大会社を退職し政治の道を進むことになったのでした。
いろんな方とお話をする機会がありますが、時々「どうして政治家になろうと思ったんですか?」聞かれることがあります。その時、長くなるのもありなんとなく照れもあって、この話をすることはありませんでした。(今まで聞かれた方はゴメンナサイ)
あれから30年、マイクにふと放った言葉はまだ実現できていません。それだけに、次の選挙こそと思った私の大統領就任式でした。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
長崎県のコロナ発生状況はこちらから
https://news.yahoo.co.jp/search?p=%E9%95%B7%E5%B4%8E+%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A+%E6%84%9F%E6%9F%93+%E6%96%B0%E3%81%9F&ei=utf-8
長崎県の感染者情報(報道発表資料)はこちらから
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